歯医者で勇気を振り絞ってあいさつをした話!!汗


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私の医者嫌いは、多くの皆さんご存知だと思います。汗
病院ではしょっちゅう、
看護師さんとバトルをしています。
私の血管は細く、カンの良くない看護師さんでは、
なかなか針が刺さらないのです。
最終的にチャレンジ3人目にして(看護師交代3人目/笑)成功!!
などと言うこともよくあります。

これ、看護師さんにもお嫌でしょうが、
私は、どこの病院でも、
どのような看護師さんからでもこう言う目にあうので、
頭には「病院=怖い」と刷り込まれていますし、
当然ですが、
「注射をする体制にある看護師さんには『怯えた目をする』」
「看護師さんと目が合えば『私の血管は難しいですよ』と言ってしまう」
などが、標準行動となっています。笑笑

で。その目で看護師さんを見ながら、
「上手にお願いします。」などと言おうものなら、
看護師さんも、怯えます。大笑
「うわーーーーー、緊張で手が震える。」
「まだ、注射してないのに、
ささらないとか、言わないで〜〜〜〜!」
と言い返され、その場は、ますますヒートアップ!!
プチ修羅場と化した処置室では、
私も看護師さんも、「やばい」「うわー」とか言いながら、
私に針を刺す作業が続きます。泣

ここで大人の私なら、いい加減このことを理解し、
おとなしく、看護師さんに失敗させてあげるのも一つの手かとは思いますが、
体を預けている身としては、とてもそのような神対応は取れず、
毎回毎回、病院内で大騒ぎをして、
「あ、南さんが来た!」的な存在になってしまうと言う歴史を、
繰り返しております。大汗&大笑

で、今日です。
今日は、歯医者に行きました。
病院同様、歯医者も私には恐怖の対象です。
しかも、痛いからと暴れれば、
お医者さんの手元が狂い、
どこにあの削りマシンが、突き刺さり、
さらに残酷な事態を招くかと次々に想像がふくらみます。
もう、そうなると頭の中はパニック!!
「痛いかも?=さらに器具が突き刺さる=運が悪ければその傷は脳に達する=いや、目に当たって失明?=怖い=私は血みどろ=私は意識不明=病院内が血みどろ=
惨劇でみんなが立ち尽くす=救急車が来る=ここは病院なのに次はどこの病院にはこばれる?? =その先にも医療ミスが待っているかも? などなど・・・」
妄想は果てしなく、
もう、歯医者のドアを入った瞬間から、
脳天をつんざく痛みと衝撃と命のかかった事故の風景が、
頭の中に広がる気がするのです。大汗

さて、一方、今私は、きいろぐみで、
みんなに、「あいさつするときは一言添えて」運動を奨励中です。笑
それは、「こんにちは」「おはようございます」と人にご挨拶するとき、
もう一言「今日は天気がいいですね。」とか、
「今日のネクタイおしゃれですね。」とか、
声がけをしてみよう!というものです。
これができると、相手とのコミュニケーションのチャンスも広がり、
雰囲気が和らぎ、
相手の方もちょっと嬉しくなってくれるかもしれません。
つまり、あいさつ+一言は、
人と人を結ぶ、大事なきっかけづくりの一つになるように思うのです。
みんなで、舞台以外、職場や学校などでも、
自分のあいさつを豊かにすることは、
手話パフォーマーとしても人としても成長のきっかけになります。
そうすれば、相手の方も、自分を覚えてくれるし、
この人を応援しようと思ってくれる人も出てくるかもしれないし、
そうなれば、ますます自分も嬉しくなります。
そういう意味でも、挨拶にさらにもう一言加えることは、
とても簡単で、すごく出会いを豊かにできると思います。

で、今日の歯医者です。
私は、みんなに言った手前、
「恐ろしい 歯医者さんに、何か一言言わなければいけない!」
羽目になりました。笑
それで、さんざん考えたあげく、私は、
「ぜひ治していただきたいんで、よろしくお願いします。」
と言ってみようと思いました。
ところが!!
いざ、待合室で、順番を待っていると、
なんか、なぜそれを言わなければいけないのか、
なぜ、いつも通りじゃいけないのか?
そもそも怖いと思っている相手に(実は担当医は相当いい人で怖くない。笑)
そんなこと言えるのか?
などなど、いろんな思いが浮かんできて、
「うわ、みんなには、ほんの一言いえばいいと言った割に、
めっちゃ勇気がいるじゃん!!」ということに気づきました。
勇気勇気!!勇気を出すんだ・・・
と思っているうちに、予約制なんで、すぐに順番が来て
とりあえず診察台に座って、先生と目があいました。
今だ。
今言わなきゃ治療が始まったら、もういえない。
そう思った私は、勇気を振り絞り、
「こんにちは。ぜひ治してください。よろしくお願いします。」
と、半ば、叫ぶように言いました。汗汗

すると先生から、その言葉への返事もありました。
「ええと、治すというのは、今治療中の歯のことですか?
他にも気になる歯があるようですが、
全部という意味ですか?」
と、私の「治す」という言葉の意味を聞いてくれました。
で、私も全部!というのは怖かったんで(汗&笑)
「ええと、とりあえず今の歯を頑張って、
そのあと、また、続きは考えます。」
と返事をしました。

ま、これ、中身は読む人にとっては、相当不毛に思えるかもしれませんが、
実は、私は、歯医者さんとこういう話はしたことがありません。
怖いので、できるだけコミュニケーションを避けてきたからです。

で、私は、本日、
「人って、話せば、わからないところは聞き直したりして、
ちゃんとわかろうとしてくれるんだ!!!!!」
と、改めて、感じ入り、
ちゃんとご挨拶ができた自分に、泣くほど感動しました。
本当です。
私は、すごく感動しました。

いや、皆さん、すみません。
この感動を伝えるために、
前半がとても長くなりました!!

人への不信感は、相手にじゃなく、自分の側に原因があることもある。
話してみなければわからない。
話してみても、嫌な人は嫌な人かもしれないけど、
そのうちの何人かは、自分の思い込みでそう思っているだけかもしれない。
勇気を出せば、
自分を知り、相手を知るチャンスが降ってくることもある。
ささやかなあいさつ運動は、
メンバーの中でも、私に真っ先に幸せをもたらしたことにも、
感動しています。笑笑

あなたもいかがでしょうか?
ごあいさつには、もう一言そえて。
そうすると、10人のうち、1人くらいは、
必ず、何か返してくれると思います。
そこに思わぬ出会いのハッピーも、あるかもしれません。
嫌な返事のかえってきた人には、
二度とていねいにあいさつしなければいいわけですし。笑
あなたと、相手の距離を計り直す意味でも、
いったん今までの自分の殻を破って、
一言多めに挨拶してみては?

勇気はいるんですよ。すごく。
でも、やってみてよかったと自分で思いました。

いつも長文なのに、
さらに長文、読んでいただいて、ありがとうございます。



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