夜の自転車!ライトをつけましょう!!〜聞こえない友人の視点から


デフスポーツなどにも、積極的に参加し、
毎日トレーニングを頑張っているろう者の友人がいます。
彼女は、毎日仕事帰りにスポーツジムなどにも寄ってくるので、
帰りがそんなに早くはありません。
その友人から、メールが来ました。

「日が暮れるのが早くなった分、怖いのが無灯火の自転車。
耳が聞こえない自分は視界から情報を得るため
例えば曲がり角で横からライトが見えたら
自転車が来ることを認識出来るけど
もし無灯火の自転車が急に横から飛び出て来たら・・!!
これまで、事故はなかったけど、
こんなことが何度かあった。
無灯火の自転車って、多くて怖い。」

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なるほどなと思いました。
私たち聞こえるものなら、
なんとなく、曲がり角から自転車の気配が聞こえてきたり、
時にはチリンチリンとなるベルの音を聞けば、
たとえその姿が見えていなくても、
自転車のくるのがわかります。

でも、聞こえない人にとっては、
「目で見えること」が全てです。
角の向こうで何が起きているかは、
私たち聞こえるもののようには意識できない。
そこへ、無灯火の自転車が飛び出してきたら、
とても怖い思いをするのもうなづけます。

こんな時、多くの人が、自分のためにも、他人のためにも、
マナーを守ってライトをつけていれば、
不要な事故も防げます。
少しだけの気遣いで、みんなが安全になるなら、
お互い気をつけたいことだなと思いました。

みんなで夜の自転車!!
ライトをつけて走りましょう。
あ、それから、夕暮れ時は、なんとなく、つけ忘れてしまうので、
バイクや車の私たちも、気をつけたいですね。

友人に改めて、気づきをもらい、感謝しています。
ありがとう。