分身ロボットカフェ「イヴの時間」
写真の中央に、テーブルに乗った白い小さなロボットがいます。
私はこのロボットが、聞こえない人に話しかけているのを、
手話通訳しています。
ろうの友人と、分身ロボットカフェ「イヴの時間」に行きました。
車椅子などの生活で外出しづらい障害者の方が、
遠い自宅にいるまま、パソコンでロボットを遠隔操作し、
接客してお茶を出してくれる!!という、
ユニークな企画です。
まだまだ、試験中ということで、
メニューはホットコーヒーと、オレンジジュースだけ。
期間も限られていますが、
人気が出たら、常設カフェになる可能性もあるそうです!!
オリヒメ というやや大きめの子供の背丈くらいのロボットが、
ちゃんと、飲み物の注文をとって、運んできてくれます。
これ、ロボットというより、
そのまま遠隔で、障害者の方が操作して動かしているので、
話しかければ、普通に返事もしてくれるし、
いろんなおしゃべりもしてくれて、
リアルで楽しい会話ができ、
なんていうかITとか最新の技術を使って、
アナログというか、
本物の出会いと対話が実現するというか、
例えば外出しづらい人が家にいたまま、
外の店の接客をしているという、
不可能を可能にしたその先が、
ナチュラルなのがすごかった!!
フロアを移動できる、少し大きめのオリヒメのほか、
テーブルに乗る小さなオリヒメロボットもいて、
可愛かった。
ロボットたちは、かわいくかっこよく、
楽しく普通だった!!
オリヒメの操縦者(在宅障害者)のみなさんは、
ここではパイロットと呼ばれていたのですが、
パイロットのみなさんは、愛知県とか都内とか、
全国から参加されていて、
それも、遠隔操作がより実感されて、
うれしい体験でした。
遠隔分身ロボットカフェ〜イヴの時間
https://arca-gia.com/lp/cafe/