「手話の電話リレーサービス」と「遠隔手話通訳」の違い!!
最近、画面に手話通訳の方が出てきて、
遠くにいながら、通訳サービスをしてもらえる方法を、
時々、街で見かけるようになってきました。
これ、似ているようでちょっと違う、
2種類の方法があるのをご存知でしょうか?
「手話の電話リレーサービス」と「遠隔手話通訳」
この違い、ご存知ですか?
「遠隔手話通訳」は、聞こえる人と聞こえない人が、お互い目の前にいて、
手話通訳を通して話したいとき、
わざわざ、手話通訳者に駆けつけてもらわなくても、
遠くの通訳者にお願いして、そのまま、
パソコンやタブレットの画面を使って、通訳してもらうというもの。
「電話リレーサービス」とは、聞こえない人が、
手話のできるリレーサービスに頼み、
さらに別のところにいる聞こえる人に、内容を音声で伝えてもらい、
相手の音声を、手話に変えて画面から伝えてくれるというもの。
これは、まさに、一般電話の代わりになるサービスです。
さて、そんなわけで、
以前、きいろぐみデフキャストの元美が、福岡で利用した、
聞こえない人向けの手話フォンは、
この、電話リレーサービスの仲間のようですね。
こうした遠隔手話通訳や、電話リレーサービスは、
聞こえない方がより便利に使えるようにと願いを込めて、
開発されてきたものですが、
いまでは、逆に、「手話のできない聞こえる人」もまた、
聞こえない人との会話を助けてもらえる便利なものになりつつあると思います。
技術の進歩で、
みんなのコミュニケーションが、軽やかになるのは、
素敵なことですね。
手話を勉強中のあなた、いままで、
手話の「電話リレーサービス」と「遠隔手話通訳」の違いって、なんだっけ??
とモヤモヤしていませんでしたか?汗
あなたのお近くでも、
遠隔手話通訳サービスを導入している自治体などもあるはずです。
空港などでは、電話リレーサービス形式で、
聞こえない方が利用できる電話も増えてきました。
ぜひ、色々チェックして見てください。
いつも、このブログを見てくださって、ありがとうございます。
感謝。