手話あいらんどTVクロスカルチャー「大学生の手話の活動」
手話あいらんどTVクロスカルチャー!今回は、きいろぐみヒヤリングキャストの珠ちゃんが、
大学生になり、取り組んでいる手話の活動をご紹介します。
(簡単な内容)
手話あいらんどTVクロスカルチャー!!
中嶋元美です。ろう者です。
樋口珠音です。聞こえます。大学1年生です。
よろしくお願いします。
たまちゃんは、大学一年生になって、手話でもいろいろ活動しているの?
私は、小学2年生の時から手話をしていて、11年くらい手話をしています。長くなりました。自分でもびっくりです。笑
元美と珠は、手話パフォーマンスきいろぐみでは同期です。
私たちが始めてった時、珠ちゃんは小6でした。最初は、すごく背が低かったのに、今は元美より大きくなりました。
今は、元美ちゃんのほうが小さいですね。笑
私たちは、一緒に活動して7年くらいになります。
これからもよろしくお願いします。
今まで、珠は手話については勉強する!ということが多かったんですが、大学生になって、自分でも何かできることはないかなと思って、始めたことがあります。
それは、聴覚障害のある小学生が学校の授業を終えた後の、学習支援です。
私の手話は、子供たちも読み取ってくれていると思うんですけど、子供たちが話してくれる手話は、全部がわかるわけじゃなくて、子供の手話はすごく早くて、子供独特の表現も多くて、難しい時もあります。
聞こえる子供も同じだよね。自由に話すからね。
ろうの子供同士は、ペラペラ手話で話して通じているみたいだけど、私はそれを見てもいまいちわからない時もあります。
元美ちゃんと話しているときとはちょっと違う感じです。
大学には、ろうの学生さんもいるので、そういう人たちも一緒にボランティアの活動をしています。
私は、聞こえない子供たちと本格的に接するのは今回が初めてなので、戸惑いや分からないことも多くて、先輩たちは慣れているし、子供たちとも付き合いが長いので、私たちより一歩踏み込んだ話し方とか、かかわり方もしていて、私もこれからもっともっと慣れて、子供たちといっぱい話したいなと思っています。
来年くらいには、もっとたくさん話せるかもね。
ほかにもう一つ。大学にろうの学生さんもたくさんいるんですが、大学の中に障害学生支援室というのがあって、そこでノートテイクの登録をしています。自分の授業の空いた時間で、ろう学生の授業があるとき、ノートテイクをしたりします。
それは、先生の話を、聞いてノートに書きとっていくということだよね。話が早くて、字が汚くなってしまったりしないの?
します。笑
でも、まあ、汚くても見てわかれば大丈夫で、通じればいいんだけど、それより早さが大切だよと言われます。早く書くための工夫もいろいろやっています。
話の中で同じ言葉が出てきたときは、〇を書いてつないだり、難しい漢字はカタカナで書いて下線を引いてこれが漢字だとわかるようにしたりします。ほかにも略字などを使っています。こういう略字表みたいなものもあります。
授業の前に学生さんと相談をして略字を決めて、授業の間は、机において互いに見られるようにしてます。いっぱいあって、忘れそうになるときもありますが、それをお互いに見て確認しながらやってます。
大学の授業は長いと思うけど、ずっと一人で書いてるの?
大学の授業は、90分あって、二人でやっています。
メインとサブになり、メインの人が話の内容を書き、漏れたところ、間に合わなかったところを、サブの人が書いて、差し込んだりします。
ろうの学生と座り方は、ろうの学生さんが真ん中に座り、両側に支援の学生が座ります。
珠は手書きですが、パソコンの学生さんもいます。
珠は自分としては、実際に、春からノートテイクを始めて、自分の授業でも、〇を使ってつなげたり、ノーテイクで学んだテクニックで、授業のメモを早くとれるようになりました。笑
はじめのころは慣れてないので、略字を作っても忘れて長~い言葉を書いてしまったり、漢字を使ったりして、時間がかかっていましたけど、最近は少しずついろんな工夫ができるようになって、早く書けるようになってきました。
これからも、もっと頑張っていきたいです。パソコンも使えるようチャレンジしたいと思ってます。
いろんな話を聞いて・・
私が高校の時も、同じ授業を受けている友達が、お互い初めて聞く勉強なのに、私のわからないところを書いて教えてくれたりしてすごく助かったけど、大学のように、自分の授業の空き時間にやるとか、地域の通訳派遣を利用するとか、そういうシステムがもっと広がるといいなと思いました。
また、お会いしましょう。さようなら~~~~~~~~~~~~!!
提供:手話あいらんど手話教室
https://www.shuwa-island.jp/kyoshitsu/
出演 : 中嶋元美・樋口珠音
構成 : 南 瑠霞
編集 : 蓮子 都
大学生になり、取り組んでいる手話の活動をご紹介します。
(簡単な内容)
手話あいらんどTVクロスカルチャー!!
中嶋元美です。ろう者です。
樋口珠音です。聞こえます。大学1年生です。
よろしくお願いします。
たまちゃんは、大学一年生になって、手話でもいろいろ活動しているの?
私は、小学2年生の時から手話をしていて、11年くらい手話をしています。長くなりました。自分でもびっくりです。笑
元美と珠は、手話パフォーマンスきいろぐみでは同期です。
私たちが始めてった時、珠ちゃんは小6でした。最初は、すごく背が低かったのに、今は元美より大きくなりました。
今は、元美ちゃんのほうが小さいですね。笑
私たちは、一緒に活動して7年くらいになります。
これからもよろしくお願いします。
今まで、珠は手話については勉強する!ということが多かったんですが、大学生になって、自分でも何かできることはないかなと思って、始めたことがあります。
それは、聴覚障害のある小学生が学校の授業を終えた後の、学習支援です。
私の手話は、子供たちも読み取ってくれていると思うんですけど、子供たちが話してくれる手話は、全部がわかるわけじゃなくて、子供の手話はすごく早くて、子供独特の表現も多くて、難しい時もあります。
聞こえる子供も同じだよね。自由に話すからね。
ろうの子供同士は、ペラペラ手話で話して通じているみたいだけど、私はそれを見てもいまいちわからない時もあります。
元美ちゃんと話しているときとはちょっと違う感じです。
大学には、ろうの学生さんもいるので、そういう人たちも一緒にボランティアの活動をしています。
私は、聞こえない子供たちと本格的に接するのは今回が初めてなので、戸惑いや分からないことも多くて、先輩たちは慣れているし、子供たちとも付き合いが長いので、私たちより一歩踏み込んだ話し方とか、かかわり方もしていて、私もこれからもっともっと慣れて、子供たちといっぱい話したいなと思っています。
来年くらいには、もっとたくさん話せるかもね。
ほかにもう一つ。大学にろうの学生さんもたくさんいるんですが、大学の中に障害学生支援室というのがあって、そこでノートテイクの登録をしています。自分の授業の空いた時間で、ろう学生の授業があるとき、ノートテイクをしたりします。
それは、先生の話を、聞いてノートに書きとっていくということだよね。話が早くて、字が汚くなってしまったりしないの?
します。笑
でも、まあ、汚くても見てわかれば大丈夫で、通じればいいんだけど、それより早さが大切だよと言われます。早く書くための工夫もいろいろやっています。
話の中で同じ言葉が出てきたときは、〇を書いてつないだり、難しい漢字はカタカナで書いて下線を引いてこれが漢字だとわかるようにしたりします。ほかにも略字などを使っています。こういう略字表みたいなものもあります。
授業の前に学生さんと相談をして略字を決めて、授業の間は、机において互いに見られるようにしてます。いっぱいあって、忘れそうになるときもありますが、それをお互いに見て確認しながらやってます。
大学の授業は長いと思うけど、ずっと一人で書いてるの?
大学の授業は、90分あって、二人でやっています。
メインとサブになり、メインの人が話の内容を書き、漏れたところ、間に合わなかったところを、サブの人が書いて、差し込んだりします。
ろうの学生と座り方は、ろうの学生さんが真ん中に座り、両側に支援の学生が座ります。
珠は手書きですが、パソコンの学生さんもいます。
珠は自分としては、実際に、春からノートテイクを始めて、自分の授業でも、〇を使ってつなげたり、ノーテイクで学んだテクニックで、授業のメモを早くとれるようになりました。笑
はじめのころは慣れてないので、略字を作っても忘れて長~い言葉を書いてしまったり、漢字を使ったりして、時間がかかっていましたけど、最近は少しずついろんな工夫ができるようになって、早く書けるようになってきました。
これからも、もっと頑張っていきたいです。パソコンも使えるようチャレンジしたいと思ってます。
いろんな話を聞いて・・
私が高校の時も、同じ授業を受けている友達が、お互い初めて聞く勉強なのに、私のわからないところを書いて教えてくれたりしてすごく助かったけど、大学のように、自分の授業の空き時間にやるとか、地域の通訳派遣を利用するとか、そういうシステムがもっと広がるといいなと思いました。
また、お会いしましょう。さようなら~~~~~~~~~~~~!!
提供:手話あいらんど手話教室
https://www.shuwa-island.jp/kyoshitsu/
出演 : 中嶋元美・樋口珠音
構成 : 南 瑠霞
編集 : 蓮子 都