デフリンピックを応援しよう!!
2019.01.13(日)夜 SPK30手話パフォーマンスきいろぐみ30周年記念手話ライブに、東京都聴覚障害者連盟 会長 粟野達人さんがゲストとしてきてくださいました。
粟野さんは、トルコ サムスン デフリンピック日本選手団総監督でもあり、世界の耳の聞こえない人たちのスポーツの祭典「デフリンピック」について、様々なお話をしてくださいました。
一般のオリンピックにも、各国の聞こえない選手たちは出場しており、その中には水泳など各競技のメダリストなどもいること。日本では現在、TOKYO2020に向け、円盤投げのろう者選手が期待されていることなどもお話ししてくださいました。
デフリンピックは、障害者がその技を競い合うパラリンピックとは別に、世界の聞こえない人たちが集まって開催されているスポーツの一大競技大会で、全てのインフォメーションが手話や字幕で行われ、水泳や陸上のスタートには光による合図が出されるなど、一般競技とはまた別の様々な工夫が盛り込まれており、ここに今、世界のデフアスリートたちが情熱を燃やしています。
手話を学ぶ私たちも、こうした聞こえないアスリートたちの生き様を、応援していければいいなあと願います。
ちなみに、2020年東京にやってくるということで、日本でも盛り上がっている近代オリンピックですが、この始まりは120年以上前1896年のギリシアのアテネ大会。
パラリンピックは、1948年ロンドンオリンピックと同時開催されたものが最初になるそうです。
一方、デフリンピックは、1924年フランスパリで開催されたのが第1回大会と言われており、パラリンピックよりずっと古い歴史を持っています。
粟野さん、いつも本当にありがとうございます。
第19回冬季デフリンピック大会は、今年!2019年12月12日(木)~21日(土)にイタリアのヴァルテッリーナ地方で開催される予定です。
※ 一般財団法人 全日本ろうあ連盟 スポーツ委員会 https://www.jfd.or.jp/sc/