2018年度短大手話講義修了!!わぉ!!


1月最後の週 短大の今年度最後の手話の授業が、終了しました!!
深い緑色でこんもりしていた中庭のもみじの大木も、すっかり葉を落とし、みんなの卒業を見守っています。

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暖かかった季節には、学生たちが、おやつやランチを食べていた白いテーブルにも、いまは人影がありませんが、最終日の空は快晴!!
気持ちのいい1日でした。

最後の授業は、みんなで、お菓子を食べながら手話でおしゃべり。
授業で様々な体験やテストもしたり、いろんなレポートも書いてもらいましたが、実は、この最終日のために毎週の手話学習を進めてきたと言っても言い過ぎではありません。
この日、みんなは「南先生の歳はいくつ?」「 私は卒業したら留学します。」「僕は手話の授業は、難しかった。」などと、覚えた手話で話してくれて、そして、質問に答える私の声のない手話も、みんなが助け合って、読み取ってくれました。「え?なに?わからない」と、簡単な手話が、とっさに手に出ることが、この半年(と言っても実は、後期は10月から始まったので1月最後まででまるまる4ヶ月!)の時間の意味だと感じます。
手話は、大事な会話や通訳などの場面でも大切ですが、その前に!!気軽なお茶などの場面でくだらないおしゃべりをするためにこそ、大いにあると思います。そこに聞こえる人も聞こえない人もいて、一緒に話せるのが楽しいのです。そして、それを秋から積み重ね、実現してくれた今年の学生たちにも、心から感謝です。
やれば出来る!でも、そう強く思わず、なんだか毎週見ていたら、半年後にはちょこっと話せて、人の手話の意味がなんだかわかる気がしてきた・・。それは、若者たちの心の中に、きっと素敵な思い出になってくれるのではないかと思います。

学生たちは、やがて保育士や幼稚園の先生、介護の専門家として、社会に出て行きます。
手話は使わなければいつしか忘れて行くかもしれませんが、この授業に参加したことはぜひ覚えていて、また、聞こえない子供達や保護者の方々とお会いしたとき、何かの手がかりを思い出してもらえれば素敵だなと願っています。
半年間お疲れ様でした。
ありがとう。

10月から、後期15回の授業の度に記録した紅葉の大木の変化です。ご覧ください。

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(冬休み)

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私は晴れ女ですので、もちろん、15回の授業は全て晴れ!でした。笑
学生たちもぜひ、晴れやかな顔で卒業して行って欲しいです。
一緒に楽しく手話を学んでくれて、ありがとう!!