春雨


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昨日の東京は雨。
春雨の時期。まさに一雨ごとに、春へ春へと季節が進んでいるようです。

手話の「雨」の表現は、状態によって、強さの度合いが変化します。

「雨」
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基本的「雨」の表現は、五指を雨のすじに見立て、上から下に何度か振り下ろします。
(C)手話あいらんど

「小雨」
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これが小雨になると、五指をバラバラに動かしながら、ゆっくりと下に下げ、静かに降っている様子を表現します。
(C)手話あいらんど

「大雨」
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大雨では、これが、何度も強く振りおろす表現に。表情も、大雨を見る目ような目で、険しくなり、雨の強さを表わしています。
(C)手話あいらんど

同じ単語でも、強さや状況に応じて表現が変わる・・・この手話の特徴は、視覚言語(目で見る言葉)ならでは。一つの単語でも、場面によって、こうした変化があると知ると、手話への興味もますます広がりますね。

ちなみに昨日の東京の春雨は、2番目の「小雨」でした!!