手話あいらんどTVクロスカルチャー「元号の手話を覚えよう」
手話あいらんどTV クロスカルチャー、今回は、手話パフォーマンスきいろぐみ手話ライブ「元美‘S デフバースデーパーティ―」の会場から、ろう者中嶋元美と、大学生の樋口珠音ちゃんが、お届けします。
平成人の、時代トークをお楽しみ下さい。笑
ライブに来てくださったあなたも、ぜひ、自分はどこかな~と探しながら、ご覧ください。
(簡単な内容)
手話あいらんどTVクロスカルチャ~~~!!
今日は、「元美‘S デフバースデーパーティ―」の会場から、お届けしていしま~す!!
中嶋元美です。ろう者です。
樋口珠音です。聞こえます。4月から大学2年生になります。
「元美‘S デフバースデーパーティ―」も、今年で4回目になりました。ピンクの服の方も!!うれしい。
今回のライブは、きいろぐみの平成最後のライブになりそう。
私たちも平成生まれ。
各時代の手話、流行っていたものなどについて、お話しましょう。
「江戸」という手話は、当時の髪形のもみあげの部分を表現しています。
江戸時代の遊びというと、「チャンバラごっこ」。手話では人差し指を肩の上で振ると「遊び」という表現になりますが、これも刀を振り回すチャンバラごっこが由来と言われています。
「明治」明治天皇のあごひげが由来です。
明治時代というと、お祭りなどでもみんながよく飲むラムネ。中のビー玉がほしくて、元美は瓶を割って取り出していました。笑
ラムネは口が小さくて、炭酸で飲みづらかったね。
「大正」大正天皇の鼻の下のひげの形だそうです。
元美は、明治の次は昭和だと思っていて、大正があるのを知りませんでした。今回クロスカルチャーのために調べて、初めて、大正があるのに気づきました。昔勉強したのかもしれないけど、忘れていました。
大正時代というと、カルピスが誕生。
二人ともカルピスが大好き。水で割るものがおなじみ。夏になると飲んでました。アイスタイプもあります。
「昭和」昭和天皇の詰めエリを表わしています。
映画「三丁目の夕日」が印象的です。テレビが高価でめずらしく、テレビのある人の家にみんなが集まって盛り上がる!イメージ。笑 たまも、その映画では、東京タワーを作る途中の映像が印象に残っています。元美は、スカイツリーが高くてきれいだと思う。たまは、東京タワーの方が好きです。
「平成」 なだらか・平という手話で、平和のイメージの込められた表現です。
たまは、平成11年生まれです。元美は、平成6年生まれ。
元美は、小学校の時はやっていたバトンが大好きでした。たまはプリクラ。小学生ぐらいの時から撮ってました。
それから、自分たちが小学生くらいの時「懐メロ」というと昭和の歌が流れていたけど、最近は平成初期の歌も懐メロになりつつある。笑 それを懐かしく思うこともあります。私たちも年を取りますね。
もう直ぐ、新しい元号も決まります。楽しみですね。
平成も間もなく終わりますが、いま全国では手話言語条例もどんどん成立しています。手話を学ぶ若い人たちも増えてきています。これからももっともっと、みんなで手話の輪を広げていければいいなと思います。新しい時代をみんなで一緒に作っていきましょう。
また、お会いしましょう。さようなら~~~~~~~~~~~~~~~!!

提供 : 手話あいらんど手話教室
出演 : 中嶋元美 ・ 樋口珠音
構成 : 南 瑠霞
撮影 : りさ
編集 : 青木孝二