ひよこのトサカは、本当に黄色だった!!笑

(世田谷では、この黄色い花が、たくさん咲いています。)
「広島」という手話は、宮島の大鳥居にちなんで、「鳥居」と表現します。
「仙台」という手話は、伊達政宗のカブトの三日月を模して、顔のおでこの位置で「三日月」を表します。
私は、手話を学んでこそ、各地の歴史や特色を知ったり、ためになったことは、山のようにあります。
さて、私は「きいろ」という手話を初めて教えてもらった時、先輩に、「語源は ひよこのトサカの色だよ~」と教えてもらいました。
大人のニワトリのトサカは5指全体で表しますが、ひよこのとさかは小さいから、人差し指だけで表し、その色が、きいろ!だというのです。


(C)手話あいらんど
うーん・・・
でも、そもそもにわとりのトサカは赤!!いくらひよこの体が黄色いとはいえ、トサカまで黄色のはずがない!!その語源は、先輩がきっと何かの勘違いで覚えてしまったのだろうと思い、私は、さして気にせず、手の形だけ覚えて使っていました。
(そもそも、手話の語源にこだわりすぎるより、文の中できちんと使えることが大切なので、皆さんも、そこまで単語の由来にとらわれ過ぎず、のびのびと手話を覚えてくださいね。汗&笑)
ところが、それから数年して、あるテレビで、ひよこの成長を追いかけた番組がありました。私はその時、とっさに、「あ、あの先輩のウソを今日こそ、見破ってやろう。あのひよこのトサカ黄色い説は、間違いだから!!」と思い、その番組に見入っていました。
やがて番組の中で、ひよこは卵から生まれ、少しずつ大きくなり・・
だんだん産毛がなくなって、羽が生え始め、頭に小さなトサカが・・・
すると!!なんと!!なんと~~~~~~~~~~~~~!!
その、中途半端に大きく、ややかわいくなくなった(笑)細めのひよこの頭に出てきたのは、黄色いトサカではないですか~~~!!!!!
私は~~~!!偶然に見たテレビ番組で、ひよこのトサカは、はえ始めのほんのしばらくの間だけ、小さく黄色!!ということを、知ることとなったのです!!!!!!
このとき、私は、とても驚いたと共に、先輩のことを馬鹿にした自分を恥じました。笑
それからしばらくの間、私は、興奮して、毎日毎日、手話の「黄色」と「ひよこのとさかの話」を、友達という友達に、説明しまくっていました!!大笑
ひよこのとさかは、黄色い!!
これが、私が手話から学んだ重大な真実です。笑笑
(テレビで見たのは白色レグホンの黄色いひよこの話なので、他種やチャボ、またまだら模様のひよこなどについては、確認しておりません。興味のある方は、調べてみてくださいね。汗汗)

そんなわけで、手話パフォーマンスきいろぐみの名前にも、この手話は使われています。
ぜひぜひ!! あなたも使ってみてください。
6月15日(土)夜は、2019きいろぐみ夏の一般公募説明会(世田谷)です。ぜひ、お越しください。
http://minamiruruka.seesaa.net/article/465892544.html