保育士さんワークショップ!御礼!!

6月に入り、保育士さんたちの手話の歌(手話パフォーマンス)のワークショップに呼んでいただきました!
私は、2000年ごろから、毎年保育士さんを育成する短大の手話の講師をさせていただいています。その後社会に出た学生さんたちの多くは、いま中堅の保育士さんになっています!ワォ!!みんな、頑張ってる!!
その中のお一人が、去年突然連絡をくださり、「当時の南先生の手話の授業は、とても感動したし、ほかでは学べないことを教えていただきました。ぜひ、うちの園で手話の歌の授業をしてください。」と言って下さいました。
保育園や幼稚園では、手話の歌に取り組む保育士さんたちもたくさん。その中で、手話の本を見ただけではわからないことも山のようにあるので、ぜひ、方法やポイント、何が大事なのか?を、一緒に学びたい!といっていただいたのです。
それがご縁で、今年も!! 保育士さんたちが、一緒に学ぼうと、私たちを呼んでくださったのです。
時がつながり、ご縁がつながり、手話の輪がつながり、素敵な1日を過ごさせていただきました。

「あいさつ」という手話は、両手人差し指を向かい合わせて曲げて表現しますが、これは、人と人が頭を下げてあいさつしている様子が語源のようです。

「手話は、聞こえない人の大事な言葉。」耳の聞こえない中嶋元美ちゃんが、自分の体験も交えながら、「聞こえない人の生活」などについても、皆さんにお話しさせていただきました。

手話の歌といっても種類は様々。手話ラップや手話群舞、手話のポエムを作り上げそこに後からイメージ音楽をつけたものなど、色々あります。その中でも、今回は特に、保育園などでよく歌われている子供達にも人気の歌に手話をつける方法について、学びました。

たくさんの保育士の先生方が、楽しんで参加してくださいました。

最後は課題曲を、みんなで輪になって表現!!
保育士さんたちは、子供達に夢と希望を伝え与える 素敵な大人!!
「手話で聞こえない人とお話ししよう!」「手話ってね、こんなに素敵なんだよ。」「手話はね、私たちと同じように、聞こえない人が思いを伝え合うために使っている『大事な言葉なんだ』」そんなことも、お話ししながら、子供達と手話の輪を広げて欲しいですね。
「みなさんは、これから、聞こえない子供達や、保護者の方々と会うことも、きっとあると思います。そんな時、手話だけにこだわらず、絵を書いたり身振りをしたり、園の砂場で文字を書いたり、諦めないでいっぱいコミュニケーションを取ってください。」
最後に、中嶋元美ちゃんから、こんなメッセージも送られました。
本当にありがとうございました。
※写真提供 : 学研ココファン・ナーサリー