手話あいらんどTVクロスカルチャー「リサイクルの話」


手話あいらんどTVクロスカルチャー。
環境を考えて、楽しくおしゃれにできるリサイクルを考えよう。
ろう者 中嶋元美と、手話通訳士の南 瑠霞が、いろいろお話しています。
今まで知らなかった話題なども見つけたので、ぜひ、ご覧ください。



(簡単な内容)
手話あいらんどTVクロスカルチャー。
中嶋元美です。ろう者です。
南 瑠霞です。聞こえます。

今日は、私たちの身の周りのリサイクルの話をします。

南は、買った長いスカートを、あとから切って再びはいたり。
そのほか、事務所の自転車は、放置自転車の再販売で、買ってきたものに乗っています。
また、和歌山県の実家の近くで、自分で中古の小さな家を買って住まわせてもらっています。前の方が大事に使っておられた綺麗な家です。広い庭もついています。

服のリサイクルには、元美も興味があり、友達は、古いジーパンを作り直してバッグにアレンジして使っている人もいます。

また、元美の職場が、カフェで、リサイクルの取り組みをしています。
牛乳をたくさん使うので、牛乳パックはきちんと洗って乾かして、リサイクルに出しています。
コーヒーを落とした残りカスも、消臭効果があるということで、トイレに置いて使ったり、お客さまも、マイボトルを持ってきてくださるとコーヒーが割引になります。

一般のりサイクルを見ていくと・・・
◯燃えるゴミや、牛乳パックは、コピー用紙やトイレットペーパーなどに。
◯ゴミを燃やした熱が、発電に使われたり、温水プールになったり。
◯スチール缶やアルミ缶は、車の部品などになったり。
生ゴミなどは、肥料に。
◯ペットボトルは、フリースの服になったり、卵のパックのケースになったり。
◯ペットボトル のキャップも、植木鉢や、スーパーのカゴになるなど、プラスチックの再利用がおこなわれています。

ネットでも、世界のおしゃれな取り組みを見つけました。
◯航空機の客席のシートの布が、バッグになり、そこには「これは、世界の空を何マイル飛びました。」などと刻印がされていたり。海外のチャレンジです。
◯オーストラリア では、夜にも光る道路標識が古くなってとりかえるとき、捨てずに小さく切って、人々が乗る自転車の反射板に再利用したり。
◯クラウドファンディングで、ジーパンが、眼鏡フレームに。
◯ヨーロッパでは、洗濯機のドラムを吊るして、街のライトにするイベントがあったり。
楽しくておシャレで役に立つ リサイクルもいろいろありますね。

ではここで、リサイクルにまつわる単語を一緒に覚えましょう。

「ゴミ」・・・手のひらに、汚ないものが乗っているように。

「よみがえる」・・・両手を握って重ね、倒れたところから起こすように。(復興・復旧などでも使う単語です。)

「リサイクル」
①指文字の「り」+両手人差し指をクルクル回して、くり返しの意味を表現。
②両手人差し指を使い、一方の指を、もう一方の指が前後に飛び超えるようにうごかして。

「もったいない」
①手を、反対側のほっぺに当てて。大切・もったいないという意味をあらわす表現。
②両手で作ったお金マークを、下に捨てるような表現。ムダという意味をあらわす。

古いものを使うのって、どうかな?というイメージもあるけど、地球の自然をみんなで守ることを考えると、大事なことだね。
小さなことも、みんなのためになると考えるといいことだね。

また、お会いしましょう。さようなら〜〜〜!!

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提供 : 手話あいらんど手話教室

出演 : 南 瑠霞 ・ 中嶋 元美
構成 : 南 瑠霞
撮影 : りさ
編集 : Rin

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<手話とらくん と いとこの聞こえるとらパームからのメッセージ>

手話あいらんどTVの「クロルカルチャー」とは、文化と文化の交差点という意味です。
ろう者のぼくたちが、聞こえるみんなと街ですれ違う、文化の交差点。これが、ぼく達の放送したいこと。聞こえるみんなが、日ごろあまり気づかないけど、「聞こえない人って、こんなふうに思ってるのか!」とか、手話というと、何かと真面目に捉えてしまう人も多いけど、「聞こえないぼく達は、手話で下らないことや、面白いことや、ちょっとずるいことだって、いっぱい話していて、それが普通だってこと」みんなに知ってもらいたくて、情報配信をしています。
手話あいらんどTVクロスカルチャー!!
次の放送も、おたのしみに。

(手話:手話とらくん/音声:パーム)