同性パートナーシップ証明制度の広がり
同性パートナーシップ証明制度とは
「地方自治体が、同性カップルに対して、二人のパートナーシップが婚姻と同等であると承認し、自治体独自の証明書を発行する制度」だと、わかりやすい説明をしてくれている情報を見つけました。
OUT JAPAN LGBTコラム
https://www.outjapan.co.jp/lgbtcolumn_news/out_proud/PartnershipOath.html
(写真は世田谷区のカフェです)
こうした制度は、2015年11月5日から東京都渋谷区と世田谷区で同時に施行されたのが、全国の始まりです。
その時、私の住む世田谷区でも、数組のカップルが、区役所に証明書を申請しました。知り合いのカップルも、その後普通に同性カップルとして、幸せにその制度の中で暮らしています。
今回調べてみたら、2019年10月現在、同様の証明を発行している自治体が、増えていたので、このブログでもご紹介します。よく見てみると、区市町村単位だけでなく、県独自で採択されているところもありますよ。
同性婚は、子供を産まないので生産性がない!という方がおられますが、現在、全国には親とともに暮らせず苦労している子供達も大勢います。制度が多くの方に認められれば、子育てを望む同性カップルも、里親として、そうしたお子さんを養子にしたり、長期的にお預かりすることもできるようになるのではないかなあ。
実際海外では、同性婚の夫婦が養子を迎えたり、里子を預かっているケースを数多く見かけます。日本でも、家族のあり方は、これから少しずつ変わって行くんだろうなあと、社会の動きを見ながら、感じています。
(新宿のビルの写真を撮りました。)
<同性パートナーシップ証明制度を導入している/導入予定の自治体一覧>
2019年10月11日現在
OUT JAPAN LGBTコラム より
https://www.outjapan.co.jp/lgbtcolumn_news/out_proud/PartnershipOath.html
◎導入済み
東京都渋谷区 2015年11月5日
東京都世田谷区 2015年11月5日
三重県伊賀市 2016年4月1日
兵庫県宝塚市 2016年6月1日
沖縄県那覇市 2016年7月8日
北海道札幌市 2017年6月1日
福岡県福岡市 2018年4月2日
大阪府大阪市 2018年7月9日
東京都中野区 2018年9月6日
群馬県大泉町 2019年1月1日
千葉県千葉市 2018年1月29日
熊本県熊本市 2019年4月1日
東京都府中市 2019年4月1日
大阪府堺市 2019年4月1日
神奈川県横須賀市 2019年4月1日
岡山県総社市 2019年4月1日
神奈川県小田原市 2019年4月1日
大阪府枚方市 2019年4月1日
東京都江戸川区 2019年4月1日
東京都豊島区 2019年4月1日
栃木県鹿沼市 2019年6月1日
宮崎県宮崎市 2019年6月10日
茨城県 2019年7月1日
福岡県北九州市 2019年7月1日
愛知県西尾市 2019年9月1日
長崎県長崎市 2019年9月2日
兵庫県三田市(2019年10月11日)
◎導入予定
東京都港区(東京2020大会までに)
香川県三豊市(今年度中)
千葉県習志野市(2020年度をめどに)
新潟市(東京2020大会までに)
静岡県浜松市(今年度中)
兵庫県尼崎市(2020年1月)
兵庫県明石市(来年度に)
神奈川県逗子市(2020年4月)
◎検討中(時期未定)
埼玉県さいたま市
愛知県名古屋市
滋賀県大津市
沖縄県浦添市
岐阜県飛騨市
兵庫県尼崎市
沖縄県石垣市
沖縄県糸満市
沖縄県豊見城市
沖縄県西原町
沖縄県恩納村
沖縄県粟国村
福岡県古賀市