手話あいらんどを通じてたくさんの出会いがあること!希望を未来につなぐこと!!
最近 いいことばかり続くようになりました。
嬉しいです!!
本当に、皆さん、ありがとうございます。出会は宝ものです。
実は、9月に、「今日から3日間 夏から秋に起きたいいことを、続けてご紹介します。」と書いたにも関わらず、なんだかとてもバタバタして、次々いろんな話題が飛び込んできて、翌日にはすっかり忘れて、別のことを書き、そのまま1ヶ月が過ぎていました。。。大汗&笑
多分、みなさん、これがなんの続きだか、おわかりにならないかもしれませんが、勝手に良かったことを、また一つ投稿させていだだきます。笑
で、それは、何かというと・・・
とある 若手アーティストさんと、お仕事をさせていただいたときのことです。
この前とは別の方です。
最初に、ごあいさつをして、手話指導や確認作業をさせてもらったのですが、
「私、あなたと、前にドラマでご一緒でした。別の方の手話指導で入ったとき、いつも現場でご一緒だったので、手話のセリフが全くなかったあなたも いつも、うちのろうのスタッフと、簡単な手話や身ぶりで、お話されてましたよね。」
というと、
「あ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!」と、その方は、急におどろいたように、その頃の場面を思い出したようで!!
「はいーーーーーーーーー!!『私の名前は、◯◯◯× ですーーーーーーーーーーーーーーーー!』」と、まるで早口言葉のように、当時覚えたご自分の手話の名前を、瞬時に再現されたのです!!
今度は、おどろいたのは私の方!!
そのご本人の手話が、当時お伝えしたまま正確で、そして、たどたどしく思い出したのでなく、瞬時に手から飛び出した!ということは、この方は、すごくあのときちゃんと手話を覚えて、ろうのスタッフとも話してくれてたんだ〜〜〜〜〜〜〜!!
ということが、わかったわけで、
心の中では、涙が出るほど嬉しかったのですが、その現場で私が取り乱すのも意味がわからない!と、気を取り直し(笑) 表面上は、「わあ、本当にすぐに思い出すなんて、すごいですね。お久しぶりです。」と、さりげなーく、でもとても嬉しそうな顔をして、再会のあいさつをさせていただきました。笑
出会いは宝物。
その人は、数年経っても、そのときの思い出とともに、手話も覚え、そして、機会があれば、頭と手から、それが飛び出してくる。
ああ!これが「言葉」ってもんだ。
そう、この方から、教えてもらいました。
素敵な撮影風景とともに、私たちは、ちゃんと心も受け渡し合い、離れてもつながりあっている。
言葉は、心のふるさと。
私にとっては、生まれ育った土地の広島弁や、今両親の住む地の和歌山の言葉を聞けば、その町の風景が目に浮かびます。
手話を語れば、最初に覚えた大学での、机や黒板の位置まで思い出します。
それは、言葉が心とつながっているからだと思います。
手話を人々に伝えていくべく立場となりつつある私も、ろうの友人たちも、これからもともに、多くの方の手話のふるさとを、手渡していければ素敵だなと感じたできごとでした。
「はいーーーーーーーーー!!
『私の名前は、◯◯◯× ですーーーーーーーーーーーーーーーー!』」と、早口言葉のように、当時覚えたご自分の手話の名前を、瞬時に再現された若き君よ。それは、先人たちの想いをつなぐ、希望の一人である。

(写真は、六本木から見た東京タワーの風景です。)