東京 縄文遺跡
チバニアンの地質年代が、77万年前から120万年前。
その77万年前、長野県・岐阜県にまたがる旧御嶽山の大噴火があり、千葉県市原市のチバニアン地層にも、それがくっきりと分かる状況で残されています。
地層にして、4〜5センチもあるくらい積もっている大噴火あと。こんなに火山灰が降ったら、人間は窒息するだろ!!
そう思ったら、77万年前の、日本人類のことが、とても心配になりました。
日本には、いったいいつから人がいたのか?やっぱり噴火で絶滅しかけたのか?? その頃の人間は、きっと、逃げ惑ったに違いない。
いや、そもそも、地球の年代は、45億年前から。
77万年前、日本に人なんていたの??????
わからん!!笑
そう思って、自分の記憶を辿って見ても、小中学校の頃のことは、忘れた!・・のではなく、興味がなかったから、おそらく最初の段階で、インプットしてない!!大笑
そんなわけで、なんかわからないけど、日本の歴史の一番古いあたりを考えて見た。
それは、縄文時代??土偶の時代だっけ??? それって、いつ? 50万年前?いや100万年くらい前??????
・・・と、自分の頭脳は、全く当てにならない。。。
で、東京にも縄文時代の情報があるというので、多摩市にある、縄文の村に行ってみることに。
竪穴式住居跡があった!!驚!!
八王子市で見つかった遺跡を移築して建てられた竪穴式住居。
縄文の村には、3棟の竪穴式住居が展示されていています。虫の発生や湿気を防ぐため、毎日どれかの炉に火がくべられているのだそうです。
そんなこんなで、いろんな展示を見ていくうち、トンチンカンな私もすこーしだけ、年代の流れがわかってきました。
日本で、人類が確認されているのは、どうやら、4〜5万年くらい前くらいの旧石器時代から。
中国や北方方面から、陸づたいに祖先の皆さんが渡ってきて、日本に住み着いて、現在につながっているらしい。
なので!!!!!
私のチバニアンにおける疑問である 77万年前の、御嶽山大噴火時代、日本に人間のいた可能性は限りなく低い!!!!!!
だから、誰も窒息してないし、そもそもいなかったから、絶滅に追い込まれてもいない。笑
磁場が現在の北極と南極になった頃のことなんて、日本人は知らない!!が、答えだった。笑
チバニアンの始まった77万年前から計算すると、日本で人が暮らし始めるのは、そのずっとあと!!70万年以上未来のこと。笑
そうかあ、人はいなかったのかあ・・・・!!火山灰にむせなくてよかった!!
と思いましたが、多摩市の歴史展示によると、5万年前には、箱根の大噴火、3万年前には、鹿児島県の火山の大噴火が、かなり人の歴史にも影響を及ぼしているみたい。
火山大国の日本列島では、やはり、噴火は気になる事件です。
ちなみに、アフリカで現在の新人類が出現したと言われているのが、約20万年前らしいので、それすら、チバニアンのずっとあと。そして、アフリカから人類が、アジアを伝って、日本にたどり着くのも、ホモ・サピエンス出現から 15万年もあとのことなのだーーーーー!!
資料館には、付近で出土した縄文土器も紹介されていました。実際触ることもできました。私は、縄文土器に触れたのは生まれて初めてでした!!感動!!
『縄文の村で知った 日本のホモサピエンスの歴史』
5万年前 旧石器時代 〜箱根大噴火
4万年前
3万年前 〜姶良(あいら)大噴火(鹿児島県)
2万年前
1万2000年前 縄文時代(約1万年) 草創期
1万年前 早期
6000年前 前期
5000年前 中期
4000年前 後期
3000年前 晩期
2000年前 弥生時代(約300年)
1700年前 古墳時代(約300年)
約1400年前 飛鳥時代(約100年)
約1300年前 奈良時代(約100年)
約1200年前 平安時代(約400年)
約 800年前 鎌倉時代(約150年)
約 650年前 室町時代(約250年)
約 450年前 安土桃山時代(約30 年)
〜 江戸時代(約260年)
1868年〜 近代(約150年前〜)
明治→大正→昭和→平成→令和