手話あいらんどTVクロスカルチャー「ヒヤリングキャスト YASUKOがこの30年で一番良かったこと!!3言語の習得!!」


手話あいらんどTVクロスカルチャー 2019年12月に開催された手話パフォーマンスきいろぐみ 30周年記念手話ライブ会場 ROCK・JOINT GB からお届けします。

「きいろぐみ30周年‼︎ヒヤリングキャスト・司会者のYASUKOがこの30年で一番良かったこと‼︎3言語の習得‼︎」



(簡単な内容)
手話あいらんどTVクロスカルチャー
ここは、きいろぐみ30周年のライブ会場です!!

YASUKOです。聞こえます。
南 瑠霞です。聞こえます。
よろしくお願いします。

今回は、きいろぐみ30周年ということで、この30年でよかったことをお聞きしています。

YASUKOちゃんは、ちょうど、新年子年が歳女です。年はご想像におまかせします。笑

YASUKOちゃんは、3つの言語に出会って、それらを身につけました。

ひとつめは、手話。
仕事が司会業で、当時はまだまだかけだし。もっと勉強したいと思い、誰かの役に立てることを探しました。
目の不自由な方のための朗読ボランティアがあると知り、そういう方の役にたち、自分の勉強もできならと思い、カルチャーに申し込みにいきました。やる気まんまんで行ったら、受けつけで、満席だと言われました。
本当は、「次はいつ開催ですか?」というべきだったのかもしれないけど、なんとなく、「他に何がありますか?」と聞いて、プログラムを見たら、福祉のページに「手話」があったんです。おもしろそうだなと思って、偶然の出会いで、手話を始めました。
全然手話をする予定ではなかったのに、手話を始めたのです。笑
でも、どんどんハマって、地元のサークルに行き、友達も増え、きいろぐみにも出会ったのです。
5年前に、手話通訳士の資格も合格しました。

二つめは、スペイン語。
珍しいと言われますが、当時の彼がパーカッションをしていて、本場で勉強したいということで、キューバに行くと言われました。皆さん分かりますか?社会主義の国です。そこに一緒に行って、時間もいっぱいあったので、現地で学校に通って、スペイン語をおぼえました。
キューバの国の公用語が、スペイン語だったのです。中南米の国は、スペイン語が多いのです。スペイン語をゼロからひとつひとつ覚え、いろんな人と会ったりして、世界が広がりました。
英語は、中学高校で学び、途中で嫌になって全然できませんでしたが、ゼロから学んだ言語は、楽しかったのです。

そんな流れで、海外によく行く私に、「英語で司会できますか?」と問い合わせが増えましたが、英語はできなくて、なかなかそういう仕事は、もらえませんでした。笑
でも、英語を覚えれば、仕事につながるのかなと思って、手話やスペイン語のようにゼロから覚えれば楽しめるかもと考えて、英語を覚えました。
これが、三つめの言葉。

目標が、仕事で使える英語!!だったので、遠い夢でしたが、がんばって、今は英語の仕事ができるようになりました。
トイックというテストがあり、最高点が、995点なのですが、日本では900点を超えるとすごいと言われます。最初は、600点 700点でしたが、最後には900点を超えました。
専門学校に入って、同級生は、20歳くらい年下の人が多かったのですが、みんなとすごく仲良くなって、みんなと一緒にテストなども頑張り、お互い励まし合って勉強しました。同級生のみんなも、好成績でした。

3つの言語に出会い、いろんな文化にも触れました。
同じスペイン語でも、キューバのスペイン語の地域性。また、英語も、世界中で使われている言葉なので、いろんな表現があったり。同じ言語でも、地域によって、使われる単語が違ったりもします。そういうことも興味深いです。歴史的な背景のある表現もあるし。そういう楽しさもあります。

手話も、歴史的背景や、場所によって方言があったりするので、言葉ということでは、同じだね。
手話を学ぶみなさんにメッセージを。

手話を学ぶとき、言葉が話せるということだけでなく、その中で出会いや経験ができたり、新しい世界が開けるというのが素晴らしいと思う。
もし迷っているなら、ぜひ、チャレンジしてみて、いろんな出会いを楽しんで、自分の人生の中で豊かさを持ってもらえたらいいなと思います。

いろんな出会いや友達の輪が広がるといいですね。
これからも、みんなで一緒に、手話も楽しんでいきましょう。
またお会いしましょう。さようなら〜〜!!

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提供:手話あいらんど手話教室

出演:YASYKO ・ 南 瑠霞
構成:南 瑠霞
撮影:りさ
編集:RIN