この日までの全てに感謝
いま、手話あいらんどの仕事は、現場に出る以外は、リモートになっています。
慣れないテレビ会議に、四苦八苦していますが、それも新しい挑戦としては、面白いことの連続とも言えます。笑
力を貸してくれているスタッフのみんな、本当にありがとう。みんながいてこそ、今日もある。
今日この日、これまでの全てに感謝します。
今、世間は自粛一色だけれど、そもそも、わたし達って、ちょっと一緒にいたくらいで、すぐ伝染病になるくらい、密接につながっていたのだと、こうなって初めて気付く。これはすごいことなんだ。わたしたちは、わたし達が思っているより、つながっていて、そして、今までなんともなかったのは、みんなが健康だったからで、自分が健康だっていうのは、となりの人も健康だということで、となりの人も健康だから、自分も健康なんだって。そんなこと、本当は、あたり前のことなのに、何にも考えていなかったということ。私が元気で、いろんなことが出来きてきたのは、本当に本当に、周りの全ての人々とたくさんの巡り合わせのおかげなのだと、今まで以上にそう思う今この時は、決して国難ばかりではない。心から、これまでの全てに感謝をおくろう。
人間関係につまづいたときも、悲しかったときも、それが全てではなく、もっと大きな何かが私を、私達を守ってくれていたこと。何も気づかず、その中でぬくぬくとしながら、自分が迷ったり悩んだりしていると思い込んでいたこと。でも、嫌なことや辛い思いより、安全や暖かいことの方が99%で、私の苦しみなど全体の1%もあったかどうかということ。
「自分一人で大きくなったなんて、大嘘。」親は皆子供にそう言うけれど、これは、恩に着せているとかエラそうな一言とかなどでなく、本当に本当に、本当の話なんだ。私達は、それすら素直に受けとらない。エラそうなのは、自分自身だ。私は天狗なんだなあ・・驚くほどに。
今この時、亡き父も元気な母も、そして、その父や母をもたらした、もっと以前の奇跡のDNAと愛情の元である先人や、自分の兄弟やその縁者、今共にいる家族たちも、それから、今となっては自分の恥ずかしいところも弱い所も飾らず出せるかつての幼ななじみたちも。過去と今の全てが、私にどれ程のエネルギーを、送ってくれていることだろうか。その愛情なしに、私はここになどいない。その人々あって、新たな出会いがあり、そこにまたキラキラした力をもらい、私のどこに、不平不満などがあるのだろか。
私の背中は、なんと熱き暖かき溢れるものに、押しだされている。
自粛の窓辺から見る天気は、その全ての人と共に見ている。みんなの空だ。
願わくば、このみんなと、あしたもこの空を見たいし、1〜2年後、あの日は大変だったねと、語り合いたい。
私は、圧倒的に一人ではない。そして、多分あなたも。私達は、友達だ。
本当に、ありがとう。
世田谷の道ぞいの草花は、次の雨の季節の準備を始めています。