手話あいらんどTVクロスカルチャー「オンラインライブの魅力」


感染症に加え、暑い暑い毎日、みなさんお元気ですか?
今、少しずつ広がるオンラインライブ!!私たち自身も楽しんでいます。手話だからこそ、ますます動画通信は、重要。
一緒にオンラインライブの魅力、話そう。



(簡単な内容)
手話あいらんどTVクロスカルチャー!!
いくみです。ろう者です。
南 瑠霞です。聞こえます。
よろしくお願いします。

まだまだ感染症に関しては気をつけなければ、いけないことも多く、いろんな活動も制限されています。

5月17日に、YouTubeで開催した、南 瑠霞誕生日手話ライブには、140人の皆さんがきてくださって、本当にありがとうございました。
普段、渋谷のライブハウスなどでは、定員が120人くらい。それ以上の方をお呼びするには、同じライブを何度も開催していました。

YouTubeでは、遠隔の生配信で、遠い北海道の方、九州、四国、本州などのほか、韓国から見てくれた人もいました。
ネット配信ということで今までとは違った人達が、見てくれて、自分自身とても感動をもらった、オンライン配信の手話ライブとなりました。

いろんな人の力があって、できたことでした。本当に感動したので、これからも、いろんな方法を考えていきたいと思っています。

いくみは、いろんなライブに行くのが好きで、この前実際にとあるライブが中止になってしまい、オンラインの生配信があると聞いて、そのライブを見ることになりました。

よかったことは、3つ。
一つ目。
普段のライブ会場は、ぎゅうぎゅうで、後ろの席だと、前に背の高い人などがいると、ステージが見えなくなることも。でも、オンラインの配信では、カメラが狙っているので、ステージの人の顔がアップで映し出されたり、ピアノやギターの手元が映ったりして、そういう楽器の様子も、しっかり見られて、新しい体験でした。

二つ目。
ライブ会場では、みんなが興奮すると危険なので、ジャンピング禁止とか、いろいろルールがある。
でも、家で見ると、周りに人がいないので、自分で自由に動いて、手を振り回して応援できる。(マンションの上下の人には、気を使わないといけないけどね。笑)自分の空間で元気に楽しめる。

三つ目。
YouTubeなどでは、コメント欄に、みんなが次々書き込んで、歌のタイトルなどもどんどんみんなから上がってくる。通常、ライブハウスでは、耳が聞こえないとMCなど、何を言っているかわからないこともあるけど、そうしたことも、配信ではみんなが反応していろいろ書いているコメントを見ることができて、雰囲気がつかめます。

オンラインの生配信ならではの、楽しみだね。

ライブハウスなどのリアルライブなどと比べると、どうしても配信は、音楽が伝わりづらいかも。
ライブハウスでは、音楽やリズムが大きなスピーカーから体に響いてくる。それは、リアルなライブのいい所ですね。

また、ライブがどんどんできるようになったら、ライブハウスや、ホールにも行きたいよね。

きいろぐみも、いくつかの本番が無くなったりしていて、自分たちとしても寂しいと思っています。
いつも、ライブハウスなどにきてくれていたお客さんたちが、「きいろぐみの手話ライブないの?」とか「会いたい」と、たくさん声をかけてくれる。本当に嬉しく思っています。
そういう人たちとまた会って、いいライブができるのを楽しみにしています。

あなたも、私たちに会えるのを、楽しみに待っていてください。

これからも頑張って行きましょう。
またお会いしましょう。
さようなら〜〜〜〜〜〜〜!!

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提供:手話あいらんど手話教室

出演:南 瑠霞・いくみ
構成:南 瑠霞
編集:青木 孝二