もみじは、あと2〜3週間で真っ赤になりそう!!


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今週の神奈川県の短大の大もみじです。
例年の流れからいって、全体が赤くなるのは、11月最後の週か、12月の最初の週。
あと2〜3週間もすれば、真っ赤になるのではないかと思います。

毎年10月頭から始まっていた後期の授業が、今年は、コロナの影響で1ヶ月以上遅れて、今週スタートばかりなので、勢いづいたもみじの紅葉に、ちょっと焦り気味の気分にもなります。笑

第1回の授業から、毎年声なしで進めている手話の授業。今年ももちろん、音声を使わず、板書と身振りとわずかばかりの手話で、講義をスタート!!

「手話は、耳が聞こえなくても、音声を使わなくても通じ合える言葉。それを、実際に体験しよう。」
「全国に、聞こえない学生たちがいっぱいいて、みんなと同じように授業を受けている。彼らは、音声を聞くことなく、情報を目でとらえるため、様々な努力や工夫をしている。週に一度、1時間半だけ、音声をなくして授業を受けてみれば、彼らの立場も少し想像できるかもしれない。そして、何より、児童教育や、児童福祉を学ぶ学生たちなら、将来聴こえない子供達や、保護者の方々と出会った時のコミュニケーションのヒントになる。こういう機会を大事にしてほしい。」

こう伝え続けてきた授業が、今年も始まりました。
なぜか、こうやって、腑に落ちれば、意外とすぐ、みんながどんどん身振りや手話を読み取れるようになる。初日にもかかわらず、いろんな話を、うんうんと見てくれた。わからない子がいると、誰かが、もうすぐに、理解したことをその子に伝え始めた。
心の在り方を変えれば、手話は身近になり、想いを伝え合えるまさに言葉となり、メッセージは目の前の相手に届いていく。
こういう、奇跡のような瞬間を目の前にしながら、「手話は、技術じゃなく、心なんだよなあ」と、毎年気持ちを新たにする。

感染症の広がりは、さまざまなことを困難にもしているけど、今年も、学生たちは元気だ!と、肌で感じながら、後期をスタートさせました。
出会いに感謝。

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大学の近くからは、富士山の姿を見ることもできます。

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秋の木の実と、青い空!!さわやか!!