手話あいらんどTV~クロスカルチャー【渋谷のモヤイ像。どこから来たの?モヤイの語源は??】


東京 渋谷駅前にある「モヤイ像」。
大きな石の顔の像は、モアイ」ではなく「モヤイ」??
モヤイって、ほんとは何?
あなたは知っていますか?


その秘密を、クロスカルチャーで、お話しします。




(簡単な内容)

【渋谷駅前ハチ公の映像】

手話あいらんどTVクロスカルチャー!!
いえーーーい!!!

ことぷきです。ろう者です。
南瑠霞です。聴者です。
よろしくお願いします!

今、みなさんには映像を見てもらったんだけど、この前、ことぷきが、雨の日に渋谷に行ったんだよね。
そこでぐるっと映像を撮ってきたんだけど、そこにいたのが「ハチ公」!

南は、渋谷で待ち合わせっていうと、ハチ公の前ですることが多いんだけど、今日は、別の待ち合わせ場所で、有名なところがあるので、ご紹介したいと思います。
どこかというと、渋谷の西口のほうにある、これです!

【写真】

みなさん知ってますかね?
これの名前は「モアイ像」ではなくて、「モヤイ像」といいます。
世界的に有名なモアイに似ていますが、実は「ア」ではなく「ヤ」、名前が少し違います。

どういうことかというと、伊豆の近くに海に新島という島があります。周辺には、小さい島がいっぱいあるのですが、それらの島は、昔は静岡県に所属していました。
1880年、ずいぶん前のことですが、それらの島が東京都になりました。
1980年に、100周年記念ということで、新島から、モヤイが運ばれてきて、東京の渋谷にプレゼントされ、渋谷駅西口に設置されたらしいんです。

もともと、新島には、モヤイがあったっていうことなのかな?

そうそう、今もみなさん見られると思うんですけど、新島に行くと、島のあちこちに、50個くらいのモヤイ像があるんです。
珍しい石が島にあって、彫刻がしやすいらしく、島のみなさんがモヤイ像を作って、たくさん置いているということなんです。

「モヤイ」という言葉の意味なんですが、新島では、「もやう」という言葉があるらしいんですね。
「もやう」の意味は、お互いに力を合わせましょうとか、助け合いましょうみたいな意味なんだそうです。
いい意味の言葉ですよね。
そこから、あの顔の像が「モヤイ像」という名前になったと、きいています。

南は、渋谷のモヤイ像って、いつも一つの方向から見ていたんだけど、顔が二つあるの?

ことぷきはその話をきいて、へぇ~と思って、見に行って写真を撮りました。
どうぞ!

【モヤイ像の二つの写真】

ということで、二つの顔があるんですね。

前の方から見た鼻の高い方の顔は、サーファーの男性の顔になっているんだそうです。
新島は、サーフィンをするためにいろんな人が集まる、サーフィンでおなじみの場所なので、サーファーの顔がモチーフなんだそうです。

後ろ側にも顔があって、おじいさんの顔になっているそうです。(植物で見えにくいけど。笑)
これはちょっと由来が分からないんだけども…。汗

いつもことぷきは、ハチ公とかモヤイではなくて、すぐ近くの大きなスクランブル交差点のところの、大きいビジョンのある、スタバの前で待ち合わせをすることが多いです。
ハチ公前は有名で、みんな知っているんだけど、すごく人が集まって待ち合わせをしていて大変なので、大きい交差点の向こう側で待ち合わせをしています。

待ち合わせの場所というと、他には、109前は女子に人気ですね。
それから、ヒカリエっていうビルが新しく出来たんですが、そこでの待ち合わせとか、いくつか、いろんなところに待ち合わせスポットがあります。

モヤイをまだ見たことがない人もいると思うので、今度時間があったらぜひ、なにかのついでに、ちらっと見に来てください!


それでは、またお会いしましょう!
さようなら~~~~~~!!!!!


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提供:手話あいらんど手話教室
出演:ことぷき ・ 南 瑠霞 
構成:南 瑠霞
編集:青木 孝二