「滝の拝(たきのはい)」古座川を尋ねて〜2021年5月南 瑠霞誕生日記念特集!!
2021年初夏!!
和歌山県南部は、全国でも降水量が最も多い地域の一つです。
そこに、砂や土や砂利の一切ない!!
一面岩場におおわれた滝のような川!があります。
岩の間を縫うように下る川の水は、滝のようにゴーゴーと音をたてて流れています。
地域の人々に、「滝の拝(たきのはい)」と呼ばれているこの名所は、和歌山県の天然記念物に指定されています。
和歌山県古座川町「滝の拝」
私も、初めて、この滝のような川を見た時、とても驚きました。
海沿いから、車で山の中に入っておよそ1時間、このような場所がひらけているとは、想像もしていなかったからです。
写真でもわかるように、この川沿いにもたくさんの民家が並び、多くの方が暮らしておられます。
あたりは、この川の滝のしぶきが舞い、マイナスイオンに包まれたような空間でした。
川の浅瀬で、じゃぶじゃぶ水に入れば、夏場はとても気持ちが良さそうです。
あたりの岩が、大きすぎて、埋もれてしまいそうな写真が撮れました。笑!!
岩にあいた、たくさんの巨大な穴は、隙間に入った大きな石が、川の水でくるくると周り、さらに岩を削ってできたものなのだそうです。
何万年もの時が作った自然の神秘です。
この辺りは、渓流釣りファンにも、人気の場所なのだそうです。
Photo by HANAKO HIRAMI
「滝」「滝が落ちる」(C)手話あいらんど
水が激しく落ちていく様子を表しています。