ふるさとの瀬音を聞きながら踊る!!〜2021年5月南 瑠霞誕生日記念特集!!
「ふるさと」という言葉の響きには、生まれ育ったまちという意味のほか、日本の抒情的な里山の風景を思いおこさせる一面もある。
広島県の瀬戸内海で生まれ育った南 瑠霞にとって、和歌山県南部は、アナザースカイである。
両親の二人ともが生まれ育った谷あいの集落というルーツを示す土地であり、その親族の多くはオーストラリアやアメリカ西海岸に渡った移民ファミリーであり、日系人を生み出したDNAの発祥の地でもある。
私は、踊るのが大好きで、そのために生まれてきたのではないかと思う瞬間がある。
小中学校時代のフォークダンスも大好きだったし、地域の盆踊りも血湧き肉躍る!笑
大人になってからは、クラブで言葉の通じぬ外国の人とステップを踏み、その場その時生まれるリズムを共有することで、たくさんの波形を交わし合えるような高揚感を覚えるようになった。
サンバも民謡も、近代的ストリートダンスも、三浦大知さんや菅原小春さんも!かなり!相当!!好きである。
男性4人のダンスグループ「シットキングス」がガレージで踊る姿に憧れて、山間の今は使われていない倉庫あとで、音楽を流しながら、写真を撮ってもらいました。
ごく近い将来、こんな場所でもう一度!いや、何度も!!踊りたい!!
Photo by HANAKO HIRAMI
南紀には、深い紀州の山から流れ出した渓流を集めた大きな川がいくつもある。両親のそのまた親たちから伝えられた私の見たことも聞いたこともない先祖たちの遺伝子が、体の底から脈打つように震える、透明で何者にも汚されない、素朴で力強い流れがある。
これが、私の原流。旅出よ!と、その水に押し出されるが如く、河川のほとりにて踊りはじめよう。
「ダンス」「踊る」(C)SoftBank/手話あいらんど
人差し指と中指の2本を足に見たて、床の上を踊るように動かす。