串本町にて!!宇宙飛行士 毛利衛さんが講演!!(2021.10.31)
10月、実家の町、和歌山県串本町にて、民間ロケット射場打ち上げ目前、プレイベントが開催されました。その中で、宇宙飛行士の毛利衛さんも登場。宇宙での様々な体験を聞かせてくださいました。
最後の時間、私南瑠霞も串本ふるさと大使としてご一緒させていただき、田嶋勝正串本町長や、南紀串本観光協会ロケットガイドの坂本直弥さん達とともに、宇宙開発と町づくりについてディスカッション。あっという間の2時間でした。(舞台の様子は、地元紙紀伊民報の記事も、ご覧ください。https://www.agara.co.jp/article/158482?rct=nnews)
会場は、感染症予防の観点から、座席をほぼ半数に減らし、およそ250人の方が、集まりました。それでも、お一人お一人の会場の皆さんからの熱気は、換気をしているはずなのに、気合のようなものが立ち込め、毛利さんの呼びかけにも、楽しく意見を返すなど、地元の期待とパワーが地響きのように伝わる集いでした。
子供の頃、日食を観測したことから宇宙に魅せられたという毛利さん。今回は会場に中高生もおり、彼らもまた、この出会いから、心に何か火を灯すきっかけをもらったかもしれません。本州最南端の町で、この日毛利さんが灯した未来のトーチの炎は、誰かがつないで走りたい!と感じたに違いありません。
宇宙での実験のお話も、皆私たちに身近な話題で、そのお話がまた、私たちと宇宙空間を近づけたように思います。
準備段階では、いろんな手間もあったと思いますが、串本町役場の皆さんが、一生懸命本番にこぎつけ、温かいイベントとなりました。
イベント終了後、毛利さんの講演活動を手がけておられるチームの皆さんとも、色々お話をさせていただき、その情熱と「宇宙を伝える使命」をまっとうせんとする強いベクトルを感じました。
この日私は、地元の手話通訳の皆さんともご一緒させていただきました。南紀という人口の少ない地域で、地に足をつけ、聞こえない人々と手話の環境整備に大事に取り組んでおられる姿からは、力強いエネルギーが伝わってきました。仲間に入れていただいて、本当にありがとうございました。
私自身移民ファミリーの一人であり、また、古くはペリーの黒船以前から、アメリカの貿易船レディ・ワシントン号が、串本に到着していた歴史も確認され、また、明治時代には串本沖で遭難したトルコの外交船を町民達が救出したという出来事もあり。本州最南端、太平洋を望む串本町は、多くの異文化と直接触れ合ってきた地でもあります。
その串本町が、新たに宇宙と出会う!!これは、とても私たちらしい船出であり、私たちらしい一歩になるのだと、肌で感じられた1日でした。
素晴らしい出会いに、感動!!そして、このイベントに、さまざま尽力された全ての関係者の皆様に、敬意と感謝をお伝えします。意義深いイベントに、お声がけいただけましたこと、本当にありがとうございました。
写真左から 南 坂本さん 田島町長 毛利衛さん/©︎紀伊民報AGARA(当日の様子が詳しく紹介されています。)https://www.agara.co.jp/article/158482?rct=nnews
☆彡 イベント終了後、会場となった串本文化センターの、宇宙コーナーで、司会の森まりかさんと、いろんな記念写真を撮りました!!