未来の産声(うぶごえ)秋の小さな一歩公演!!


完売御礼!!
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20211121(日)13時
きいろぐみ2021秋 手話パフォーマンス交流会★小さな一歩★
■1部:朗読劇「未来の産声」
■2部:手話パフォーマンスライブ&トーク
世田谷三軒茶屋 3000円
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11月21日日曜、13時、とてもささやかな、久しぶりの対面手話ライブを、ごく少人数で行います。
なんと!!私たち出演者とお客さんを入れて20数人だけの、手話パフォーマンス交流会です。
私たちは、これを、自分たちにとってもリハビリライブと位置づけ、無理をせず、小さな一歩を踏み出すためのステージとしました。

その中で今、取り組んでいるのが、朗読劇「未来の産声」。
これは、私たちがこれまでの活動の中で、聴こえない方々やその家族の方などおよそ100人に聞き取った内容を、3人の登場人物と、大きな一つの流れにまとめた、実話に基づくストーリーです。

ろう者の両親の間に生まれた、耳の聞こえるコーダの女性は、小さな頃、親とうまくいかず、両親にひどいことを言ってしまいます。
聞こえない女性は、いわれのない偏見に、結婚の道を閉ざされた一瞬も。
令和の今になり、改めて裁判が持ち上がった「旧優生保護法」による障害者の間引きを、かつて目の当たりにした、聾者の老人。

それぞれを、1人の聴者と2人の聾者が演じ、作品を紡いでいきます。

この作品は、実は、この秋、地方の大きなイベントで私たちが演じる予定のものでした。
数年をかけて準備をしてきた作品ですが、コロナの影響で、一旦中止とされたものです。
でも、この辛くも力強い作品は、聾者の命の証であり、手話がいかに大切であるかを伝えていける、心ある物語でもあります。
この公演が予定されていた、ズバリその日に、自分たちの地元の小さな会場で、最も最小人数で、この作品を演じます。

ろう者女性を演じるのは、実際に耳の聞こえない、手話パフォーマーいくみ。
ストーリーの過酷さに、台本を読みながら泣き崩れ「こんなのってない!」と言いながら、稽古が一時中断しました。今の私たちであれば、耐えきれただろうか?そう思いながら、共に作品を作っています。

今回、ろう者の老人を演じるのは、同じくろう者のことぷき。日本語の台本をいかに手話にして行くかという、翻訳からスタートし、今ではあってはならない数々の出来事を、手話で伝えるため、今、毎日表現を練り込んでいます。

コーダの女性を演じるのは、私南 瑠霞。セリフの一言一言を声と手話にするたび、経験を話してくれた多くのコーダの皆さんの、顔が浮かびます。

この数週間、私たちは、このろう者の歴史とともに生きています。その中で、これがどんな作品になっていくのかと、本番までを積み重ねています。

3人のストーリーは、命の誕生に向かって、突き進んでいます。
私たちが、「生まれてきて良かった」そう思える未来を作るために。
目の前で、新しく生まれた命こそが、未来であると、希望を描きながら。

もし良かったら、私たちの舞台、ぜひ、見にきてください。
この作品は、ここからずっと、多くの方々に、語り継いでいきたい物語です。
作品が、皆さんとともに変わり、成長し、歴史の礎となることを願って。

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完売御礼!!
20211121(日)13時
きいろぐみ2021秋 手話パフォーマンス交流会★小さな一歩★
■1部:朗読劇「未来の産声」
■2部:手話パフォーマンスライブ&トーク
世田谷三軒茶屋 3000円
Peatix
https://kiirogumi-20211121.peatix.com/
※イベント・チケット購入アプリ「Peatix」の使い方は、こちら!!南 瑠霞の手話日記(Peatixについて)
https://minamiruruka.seesaa.net/article/474852434.html