全国の手話言語条例!現在いくつ?


全国で、制定が進んでいる、各自治体の手話言語条例。2021年12月現在、いくつになっていると思いますか?

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https://www.jfd.or.jp/sgh/joreimap

これは、全日本ろうあ連盟の、手話言語条例マップです。
データによると、2021年12月1日現在、手話言語条例を制定している、区市町村・および道府県は、全部で421自治体(31道府県/16区/301市/70町/3村)となっています。

2013年10月の鳥取県を皮切りに、8年で、ここまで広がったことは、何より聞こえない人々の情熱的活動と、それを受け止めようと考えた各自治体の理解が広がったということにほかなりません。

あなたのお住まいの街の状況はいかがですか?
私の実家の町、和歌山県串本町も、2019年12月に制定。地元関係者が喜びに湧きました。それから数年、手話通訳のついたイベントも少しずつ増え、地元にも、手話を学びたいという方が増えてきています。

現在、私が暮らしている東京でも、地元の区の自治体が条例の制定に向け勉強会などをスタートさせています。

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神奈川県の短大では、中庭の大もみじの木が、すっかり葉を落とし、冬が訪れました。この冬は、雪景色が見られるかどうかも、楽しみなような、心配なような・・・。汗笑 
今週もそんな寒い1日、授業が行われました。

学生たちには、こうした手話言語条例など、耳の聞こえない人たちを取り巻く状況についても、情報を提供しています。
短大のある神奈川県も、条例の制定は早く、2014年12月。全国では10番目。県レベルでは2番目となっています。

全国の聞こえない人々、そして手話関係者が情熱を注いで来た条例が、広がってきたことは、聞こえない人たちの輝かしい存在の証明であり、ここからまた新しい世代の人たちには、それを「育て広げる目と心」を養ってもらいたいなと願っています。