聴導犬
犬好きの私は、聴導犬と暮らしている聾者の友人も何人かおり、意外に身近な存在です。
でも、実数を調べてみたら、その数は少ないのが実情のようです。
聴導犬は、耳の聞こえない人と共に暮らし、目覚ましのベル、ドアホン、ピーピーケトルの音、外出時の自転車の呼び鈴や、車のクラクションなどに反応して、ユーザーに音の情報を教えてくれる補助犬です。

https://www.hearingdog.or.jp
こちらは、いつもお世話になっている 日本聴導犬協会。
ユーザーの方、訓練士になりたい方なども募集中です。

厚生労働省によると、2021年4月現在の、補助犬の数は、
盲導犬 861頭
介助犬 60頭
聴導犬 63頭
身体障害者補助犬実働頭数(都道府県別)
厚生労働省社会・援護局障害保健福祉部 (2021.4.1現在データ)
https://www.mhlw.go.jp/content/12200000/000851027.pdf
約70年の歴史のある盲導犬と比べ、歴史の浅い、介助犬・聴導犬は、実働数が少ないのが実情のようです。
これからの時代は、ITやロボットも充実してくるので、また違った方法での、サポートロボットなども広がってくるかもしれませんね。
私が手話指導に通う、神奈川県の短大では、こうした情報も、学生たちと共有しています。