学生たちの春!!期末試験も無事終了!!


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中庭の大もみじの木は、すっかり葉を落とし、枯れ木のようになっています。
間もなく、新しい春がやってくる、そのための準備の季節となりました。

神奈川県の、保育士の卵の皆さんの短大の、後期の手話の授業も、あと少しで終わります。
1月最初の授業は、しょっぱなから、理解度確認テスト。笑
みんな、真剣にテストを受けてくれました。

実技には、読み取りも、表現もあり。
筆記テストでは、神奈川県下の手話言語条例にまつわるデータ。補聴器の役割、映画館の字幕情報、テレビの字幕の現状、全国の聴覚障がい者や、ろう学校のデータなどのほか、「将来手話通訳者を依頼しなければならなくなった場合どこに相談をする?」「今後さらに手話を学びたくなったらどういった機関に問い合わせをするといい?」など、手話シーンにおける基本的な問いかけを行いました。

途中挫折しそうになった人も、最後まで頑張ってここまで来てくれて、元気にテストを受けてくれたこと。ほんとうに、感謝です。

手話は、授業を受けても、しばらく触れずにいれば忘れてしまう人も多いと思います。でも、ぜひ、『手話の授業があったこと』を、大事に覚えていてほしいなあと願っています。

授業で書いた自分たちのレポートも、気づきを得た大事な記録です。捨ててしまわないで、大切に取っておいて、また必要な時、出して読んでみてほしいです。学生たちには、卒業後、いずれいつか、聞こえない子供たちや、保護者の方などとの出会いもあるかもしれません。そんな時、楽しかった授業のことを思い起こして、学んだ何かを役立ててもらえればと思います。

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今年も、講師室には、学生たちが授業で作った夏ミカンのおすそ分けが。
毎年、「あ、そうだった。夏ミカンという名前なのに、一番寒い冬の季節に旬がやってくるんだった。」と、うれしい気分になっています。ビタミンCをいっぱいとって、風邪を行かずに、元気に冬を乗り越えたいですね。