お耳は日曜日!!
「しずかちゃんとパパ」今日の放送も、笑あり涙あり。鶴瓶さんの味わいある演技と、吉岡里帆ちゃんの想いの溢れる手話が、心に残りました。

今日ご紹介するのは、純介パパの「お耳は日曜日!」笑
憎たらしいパパの受け答えに、静ちゃんがブチギレちゃうシーンです。これ、パパが「圭一の話なんて、聞きたくない。聞くもんか。」というやりとりの場面ですが、実は、鶴瓶さんのアドリブから生まれたセリフです。
「こんな時、俺なら、お耳が日曜日って言うわ!」というのを聞いて、江副くんが「そうだ!!それがいい!」と本番直前に手話を差し入れたもの。
鶴瓶さん×江副くんならではの、楽しい手話が生まれた瞬間です!!
せっかくなので、この「日曜日」という手話、あなたも一緒に覚えてください。

人差し指で唇をなぞって「赤」を示し、両側から手を閉じて「休み(扉が閉まっている)」を表現すると、「日曜日」。
(C)手話あいらんど

ちなみに、関西圏では、「赤」+親指を倒して「人が横に寝ている」イメージで、「日曜日」と表現する方も多いと思います。私南も、もともと最初の手話は、大阪で覚えていますので、こちらの手話を使っていましたが、東京に来て長くなり、今では関東県の手話を使っています。

第7話では、純介と圭一の母が、静かにずっと、筆談で語り合う場面があります。私は、このシーンが大好きです。
手話でもなく音声でもなく、互いがゆっくりと文字を書きながら大事なことを伝え合う。そこに、二人の奥深い表情と目と間合いが重なり、このシーンは言葉より雄弁です。
子どもたちの旅立ちは、親にとってもまた切なく、「OK、パパ」という言葉もまた、短い中に、愛も寂しさもたくさんの想いがこもっていることが、この胸に伝わってきます。