第70回全国ろうあ者大会 in ひろしま 〜 地元ゆかりのろう者 宇都宮黙霖(うつのみや もくりん)情熱の歴史

愛知と栃木のろうあ者大会が、コロナによって中止(欠番)となり、3年ぶりに開かれた広島大会は、待ちかねた全国の人の熱気でいっぱいでした。
思いのこもったさまざまな分科会や、舞台、パーティーなど、それぞれの会場が、みんなの輝くような笑顔で、溢れていました。

私が、最初に参加した、特別企画では、広島市の隣 呉市ゆかりの歴史的人物として、耳の聞こえない宇都宮黙霖(うつのみや もくりん)の存在が紹介されました。
黙霖は、幕末から明治にかけての、浄土真宗の僧侶。弟がろう者であることでも知られる吉田松陰や、日本の初代総理大臣 伊藤博文らにも影響を与えたと言われれる人物です。
この黙霖(もくりん)のストーリーが、ろう者俳優(那須英彰さん&砂田アトムさん)によって演じられ、およそ2時間にわたる手話の舞台も、あっという間でした。
広島県江田島で生まれ育った身としては、自分にゆかりのある地域に耳の聞こえない立派な方がいたことを、手話を通じて知ることができ、感激でもありました!!
きっと、広島県のろうの皆さんも、誇りに思われたのではないでしょうか。熱い演劇でした。

大会記念品の中には、以前から欲しかった、シャープの透明マウスシールドも!!嬉しい。

このほか、会場には、いろんなグッズもあって、いろいろ買っちゃいました。笑
当然ですが、赤いTシャツ。笑
手話のイラストが次々出てくるトイレットペーパーも。使うのがもったいない。笑

東京へのお土産に、もみじ饅頭も、買いました。ウキウキ。