投票所に広がる!聞こえない人向けコミュニケーションボード!!

聞こえない人向けコミュニケーションボードが、あちこちで広がっています。選挙の投票所でも、見かけるようになってきました!!
7月の参院選で、あなたも気づきませんでしたか?県などよって対応が違う場合もあります。地元の様子を確かめてみよう!!

手話あいらんどTVクロスカルチャー!!
今回の選挙体験を、聞こえないいくみちゃんが語ります。聞き手は、南 瑠霞。ぜひ、一緒に見てください。



(簡単な内容)
手話あいらんどTV クロスカルチャー!!
今日は、事務所のすぐ近く、世田谷233からお送りしています!!

今回は、これ!(動画をご覧ください。)
ついこの前、国政選挙がありました。
投票所には、聞こえない人向けの、コミュニケーションボードが準備されていることがあります。
見ていただいたのは、東京都や埼玉県のものです。

CCA23783-452D-4155-A6C6-3412AA16F0DD.jpeg

「投票券が届いていません」「投票券を忘れました!」「字が小さくて読めません」など、投票所で困ったことなどがあれば、指差しで説明したりすることができます。こんなコミュにケーションボードが、各地に広がっています。

南は聞こえるので、普通に、入り口から入り、投票券を見せて、投票をすれば終わりです。

いくみちゃんの場合は、投票所に行って、「聞こえません」と伝えると、たいていの場合、筆談で対応してくれます。そして、こちらに進んでくださいと案内してもらいます。

選挙の方法も、いろいろあり、前もって不在者投票をすることもできるけど、いくみちゃんの職場でも、ある方法が導入されているのだとか?

いくみちゃんの職場は、特別養護老人ホームです。ろうの利用者の方も多い施設ですが、聞こえる年配の方もたくさんおられます。
地域の投票所に、当日いけないという人のために、施設長が前もって届出を出し、認められれば、施設内に投票所が設けられます。高齢者の方や、障害者の方は、その方法で、施設内で投票をしています。
病院や老人ホームなどが、不在者投票指定施設になるのです。

いろんな人が投票できるよう、世の中も変わってきています。

このほかにも、
手指が不自由な方だと、代筆投票があったり、
目の不自由な方には、点字選挙公報があったり、点字投票などもできるようになっています。
目が見えづらい方、視野が狭い方などには、拡大文字による選挙情報の提供なども行われています。

一人一人が、自分に合った方法で、意見を投票で示すことができるようになってきています。どんどん広がるといいですね。

また、お会いしましょう。
さようなら〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!

7099F30C-9F0A-4A8B-A032-DF5AE6C53BBE.jpeg
出演:いくみ & 南 瑠霞

提供:手話あいらんど手話教室
構成:南 瑠霞
撮影:Nobu Tanaka
編集:青木 孝二
協力:世田谷233〜中根 大輔