書いて伝える

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今週の短大の中庭の、大もみじです。
上の方だけ、微かに赤いようにも感じられますが、全体は、まだしっかりと深緑。色の変化は、2〜3週間先かと思われます。楽しみです。

学生たちは、声のない手話の授業に慣れ、だんだん、日本語がないことが気にならなくなってきているようです。
私が、聞こえることはわかっているので、最初の頃は、声で話しかけてきていた学生たちですが、今週あたりは、何人かの学生が、質問や報告があるときは、紙に書いて持ってくるようになりました。
おそらく、この授業には、声は存在しないんだ!と、体のリズムが、そんなふうになってきたのかもしれません。

私の授業では、「聞こえない人と話すとき、身振りや筆談や、絵を描くなどいろんな方法があります。」ということは、理論では教えていません。それでも、実際の授業で、声がないという条件付けを行えば、学生たちは、自分で判断し、いろいろ工夫して、コミュニケーションをとってくれるようになります。学生たちと触れ合っていると、本来のあり方を示し続ければ、物事は自然に伝わり、必要な理解は相手の心の中で腑に落ちていくのだと、感じられます。

お友達の欠席の連絡や、簡単な質問や、次の授業がどうしても出られないなどなど、みんなが私に伝えようとして、紙を持ってやってきます。
私の手元まできたその紙の上では、若者たちのかわいい文字が踊っています。毎週の授業が、嬉しい気分です。