手話あいらんどTVクロスカルチャー「秋だ!青森4大祭り」

きいろぐみデフキャストのことぷきは、青森県出身。青森県で人気の、夏の4大祭のお話です。



(簡単な内容)
手話あいらんどTVクロスカルチャー。
ことぷきです。ろう者です。
南 瑠霞です。聞こえます。
よろしくお願いします。

秋です。
今日は、秋だ!!祭りの話をしよう!!パート1。
全国的に、秋祭りは多い。
みのりの秋とか。豊年の祈りとか。

南の実家の祭り。和歌山県串本町の田並地区のお祭りです。
山の奥にあるお宮さんから、おみこしがどんどん下り、黒潮の押し寄せる太平洋の海の中に、じゃぶじゃぶ入っていきます。
本当に、担ぎ手が、首のところまで海に入っていきます。荒波にもまれる祭りです。

今日は、ことぷきの出身地青森県のお祭りの話です。

青森というと、全国的にも有名なお祭りがあります。
夏の8月、ほぼ同じ日に、県内同時に4箇所で行われる祭りがあります。県全体がわく、祭りです。
4箇所の祭りは、それぞれ、別々の特徴のあるお祭りです。

八戸、青森、五所川原、弘前の、4大祭りです。
ちなみに、全国的な「祭り」という標準的な表現は、「みこし」で表現します。
青森は、太鼓の音が響く祭りなので、「祭り」という手話は、一般的に「太鼓のバチ」で表現します。太鼓の音が、体にずしんと響いてきます。聞こえなくてもわかる。楽しめます。

■八戸三社大祭
手話は、両手で扉を開くように表現します。
5〜6体の大型の人形が立てられ、木彫りの草木や波が作られ、高さが5m、横浜4.5mくらい。ひかれていく途中で、その仕掛けが上に10mくらいのび、横も扉が開くように広がり、8mくらいになります。きれいで華やかな山車です。

■五所川原立佞武多
手話は、山車が縦に伸びる様子を表現しています。
高さ20mのねぷた。青森市のねぶたと同じで、針金で骨組みを作り、周りに紙を貼り、絵を描いていくという作りです。
この背の高い車をひいていくのですが、近づくと、首が痛いほど見上げる感じになります。

■青森ねぶた
全国でも、大変有名な祭り。手話では、歌舞伎の見栄を着る動作が表現されます。
高さ5m、幅9m。車の周りには、ハネトの人も大勢いて、大勢が跳ねるように踊っています。ハネトは、みんな鈴をつけて踊っていますが、翌朝には、道のあちこちに、その鈴が落ちています。

■弘前ねぷた
手話は、うちわの形を表現しています。
山車が、うちわの形になっています。高さ12m、幅 9mという、大きさです。うちわの、両面は、違う絵が描かれています。ひかれていく途中で、その山車が回転して、図柄を両側から見られます。

ことぷきが、一番好きなのは、出身地の弘前の祭り。LOVE!!

本当に華やかで大きな祭り。青森県全体が盛り上がるのがよくわかる。

特に夜は、光が灯って、図柄が浮かび上がり、美しい。太鼓の響きもあり、とても感動します。これらのお祭りは、8月下旬から9月下旬にかけての1週間くらい。機会があったら、見にきてください。

秋のお祭りの話は、パート2もあります。お楽しみに!!
またお会いしましょう。さようなら〜〜〜!!

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提供:手話あいらんど手話教室
出演:ことぷき & 南 瑠霞
構成:南 瑠霞
編集:青木 孝二
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