学生たちにも伝えたい、聴導犬や電話リレーサービスの話
神奈川県の短大の中庭のもみじは、すっかり葉を落としました。
年末も近づき、会話以外の情報も、皆さんにいろいろお伝えしています。
■盲導犬と聴導犬。
盲導犬は、およそ70年の歴史があり、現在全国の実働、約850頭。
聴導犬は、およそ40年の歴史があり、全国の実働、約60頭。主に、首都圏、近畿圏で利用が広がっています。
■電話リレーサービスは、手話通訳を通じて、聴こえる人と聞こえない人が話せる、画期的通信インフラ。2021年夏からスタートした、新しいサービスです。
■映画などでは、「スマートグラス」と言われる、字幕が見られるメガネも開発が広がり、都市部の大きな映画館では導入が進んでいます。
時代と共に変化していく、聞こえない人の生活環境も、共に学び、学生たちにも一緒に楽しんだり、さまざまなことに気づいていったりしてもらいたいなあと願っています。
短大へ向かう途中の風景。赤い実をつけた木と、青空に浮かぶ朝の白い月。