雪国!聞こえない子供たちの雪遊び!!
手話あいらんどTVクロスカルチャー
2023年新年第一便は、ろう者ことぷきのふるさと青森県から!!
雪国の子供たちの雪遊びの様子を、手話トーク!!
楽しくご覧ください。
(簡単な内容)
(簡単な内容)
手話あいらんどTVクロスカルチャー!
あけまして、おめでとうございます。
ことぷきです。ろう者です。
南 瑠霞です。聞こえます。
今日は、ことぷきは、実家の青森県にいます。
南は、東京世田谷。
遠隔でクロスカルチャーをお送りします。
最初に、見てもらったのは、ことぷきがお正月に家の前で作った小さなウサギの雪だるまです。
雪だるまを作ったのは久しぶり。
3人兄弟で兄が2人いますが、子供の頃は、いろいろ教えてもらいました。
今までで一番大きい雪だるまは、1mくらい。みかんで目やボタンを入れ、枝で手をつけ、バケツをかぶせたりしました。
この写真は、降ったばかりの柔らかい雪で、手形をとったもの。
顔型なども取れます。
全身を倒すと、人型が取れたりします。
手で、犬の足跡を作ったりして、いろいろ遊んだりもできます。
このほか、家の前で積もった雪を山にして固めて、ミニ滑り台を作り、そり遊びをしたり、スキーを履いて滑ったり。
道具がなくても、冬用のパンツを履いていれば、そのままお尻で滑ったりできます。笑
大きくなるとしなくなりますが、子供たちはいろんな雪遊びをしています。
このほか、大人はしませんが、小さな頃、男の子だけ、おしっこで、雪に絵を描いたりしたことも!!笑
最近の子供たちは、こういうことをするのは見かけないかも。笑
それから、雪に絵の具を混ぜて丸めて、雪のディップアイスを作ったりしました。
絵の具が、自分の服にもいっぱいついて、お母さんに、怒られたりしました。笑
絵の具の雪玉は、雪だるまのボタンにしたり。そのほかにも、雪だるまは、絵の具で色付けしたり、スプレーでカラーをつけたり、いろいろ遊びました。
いろんな工夫がありますね。
また、僕は、子供の頃聾学校に通っていましたが、聞こえない子どもたちの雪遊びもいろいろ。
木に積もった雪を、足でドンと蹴ると、頭の上に、どっと雪が落ちてきたり。
雪の中、学校の先生が穴を掘って、お菓子やジュースなどを隠し、子どもたちが、一斉に、探すという遊びもしました。雪の宝探しです。
また、ろうの友達を呼ぶ時、離れていると、走って呼びにいかなければいけませんが、雪のシーズンは、雪玉を投げて当てて、呼んでいました。
そのまま、雪合戦みたいになることもありますし、失敗して、知らない人に当たったことも。笑
寒いと手がかじかんで、手話がしづらくなりますが、雪国の人は、薄い手袋で話をしています。
ろう学校では、スキー教室もありますが、そういう時は、分厚い手袋。指が曲げづらいので、身振りで話したりしていました。
今の時期、北海道、東北など、各地雪がたくさん積もっています。安全に気をつけて楽しく遊んでください。
みんなのことを、応援しています。
うさぎ年の今年も、よろしくお願いします。
また、お会いしましょう。さようなら〜〜〜!!
提供:手話あいらんど手話教室
出演:ことぷき&南 瑠霞
構成:南 瑠霞
編集:青木 孝二