★星降る夜に☆彡 ナメとんのんか!?笑

星降る夜に。今週放送された6話は、私は、これまでの流れの中でも、大好きな一話です。

見てくださっている方の中では、「仲直り」と言う表現が注目を集めました。現場でロケ中に、Twitterなどで、この話題を見た私たちは、大喜びでした。ありがとうございます。

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(「仲直り」ちぎれかかったハートを、修復!!)

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(鈴も「仲直り」)

これは、翻訳のおにぎり君(塚越)が、このドラマのこの展開なら!これが可愛い!と、つけてくれたもの。「仲直り」に当たる表現は、いろいろありますが、若者で、そして、一星と鈴の恋の会話なら、これだよね。と決まったものです。(^O^)
素敵な表現ですね。

それで!
私が今回ご紹介したいのは、こっち。
「なめとんのか?」笑
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この手話の自動詞は、こちら。
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(C)SoftBank&手話あいらんど
「見下す」「見下げる」「下に見る」「バカにする」「さげすむ」
2本の指を視線に見立て、相手を下に見下ろします。

この手話を使ったのが、一星の「ナメとんのか?」。ドラマの場合、相手の視線が自分の側を見下ろしている表現なので、相手が自分をバカにしていることがわかります。
今回は、これが日本語の「ナメとんのか」に当てられています。さらに次に、相手を指差せば「なめとんのか。お前」となり、一星のセリフの完成です。
私は、この時の春の通訳もタイミング抜群で、楽しい一瞬になったことが、とても嬉しかったです。笑

私が、今回ドラマでご紹介している手話は、もはや「使い出のないもの」が、メインとなってしまっていますが(笑)、この手話のポイントは、誰が誰を見下しているか。手話の持つ意味と主語によって、表現の向きが違う。と言うところです。
自分が相手をナメるときは、自分の視線を相手に向かって振り下ろす。相手が、自分をナメているときは、その視線が自分に向いている。と言う点ですね。
手話学習中の方は、手話の動詞の使い方のポイント、おおいにご参考にされてください。汗笑