手話あいらんどTVクロスカルチャー「和歌山南高梅を守る梅農家のろう者夫婦!!」愛情を込めた梅干しの誕生
(動画のはじまり)
1回枝が別れたら、1年?
1年で、1回ずつ枝分かれして、これは、5回目の枝分かれ?
すごい!!
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手話あいらんどTVクロスカルチャー
和歌山県みなべ町からお届けしています。
南高梅の畑です。
植野 陽一朗さん
植野 永子さん
よろしくお願いします。
いつも私たちが、食べる梅。
ここで育てられたり、さまざまな工程があるということを、お伺いしています。
梅の木の成長もお聞きしましょう。
■ 2年目の木。木の赤ちゃん。不要な部分を選定し、広がっていくようにします。
■ 3年目の木。枝分かれば、3つあります。これを選定しながら、育てます。
■ 5年目の木。枝分かれが5回。どんどん大きくなってきます。つまり、1回枝が別れたら、1年。1年で、1回ずつ枝分かれして、これは、5回目の枝分かれをした木。すごい!!
老木もあります。30年の老木です。
来年、再来年には、梅の出来が落ちてくるので切って、また、ここに小さな梅を植えるというサイクルです。
(梅の選別の映像)
作業中の映像を見せてもらいました。
流れを教えてください。
6月に回収した梅は、水に30分くらいつけ、虫などを除きます。
選果と呼ばれる、梅の大きさを選別していく作業があります。
その後、タンクで塩漬けになります。1ヶ月寝かせます。
その後出した梅は、ザラに並べます。68枚のザラを、ビニルハウスの列に並べます。
翌日もまた、68枚のザラ。
その次の日も、また、ザラを並べます。
梅が乾いたら、裏返します。
それが終わったら、梅のランクを分けます。
A 無傷の高級品。
B 傷が1つか2つの良質なもの。
C 20%くらい傷のあるもの。
そのほか、傷の多いもの、皮が破れてしまったものは、除きます。
10キロの箱詰めを行い、封をし、生産者の名前を入れたら、終わりです。
それを、どんどん繰り返していきます。
今、後ろは、塩漬けのタンクですが、それが今の作業を終えて、梅の製造メーカーに納められるのは、10月ごろ。
今年は、7年ぶりの豊作。
雪が降ったら、実が減る。
1月の早咲きも、実が取れにくい。
2月終わりくらいに花が咲くと、たくさんの実がつきます。
梅は健康にも大変良いと思います。
ぜひ、お求めください。
南も、こちらで作られた梅に出会うのを楽しみにしています。
また、お会いしましょう。
さようなら〜〜〜〜!!
※チャンネル登録よろしくお願いします。
提供 : 手話あいらんど手話教室
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出演 : 南 瑠霞 植野陽一朗 & 永子
構成 : 南 瑠霞
撮影 : 山田 順也
編集 : 青木 孝二
映像写真提供 : 植野陽一朗 & 永子
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協力 : 襷ウェブ