手話のダジャレが使われている名前!!
秋の短大の手話の授業が始まっています。
まだ緑濃い、中庭の大もみじは、枝いっぱいにはを茂らせて、大きな木陰を作っています。
今週の短大は、みんなの名前を覚えました。
名前の手話は特徴的で、使われる手話にも「漢字をかたどった表現」「モノの動きを示した表現」「モノの形を表した手話」「歴史的由来のある手話」など、いろんなものがあります。
いつも面白いなと思うのは、手話のダジャレが、そのまま名前の表現になっているモノがあることです。
「渡辺さん」などは、「フワフワのわた」+「鍋」!!笑
そして、日本で、最も多い名前の一つ「佐藤さん」も!!
「砂糖」=「甘い」=「佐藤」!!
味のまろやかさを示し、口元に手のひらを向けて回す表現が、堂々と名前の手話として使われています。笑
もちろん、この手話は、そのまま「砂糖」や「甘い」のときも、使われます。
(授業には、有名な佐藤さんにも、登場いただいています。汗笑)
みんなの名前を覚えながら、手話のさまざまな要素を覗ける、この時間は、学生たちにとっても、興味深いようで、今回も、みんな目を輝かせて授業に参加してくれました。
週に1回、音声のない100分の授業。
学生たちが、新しい言語のあり方を、体感してもらえればと願っています。
短大へ向かう途中、道からは、富士山も見えます。
現在の富士山は、まだ、くすんだ緑色をしています。こちらも、冬に向かって、だんだん雪化粧が濃くなるのが、楽しみです。