手話の時制を覚えよう

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神奈川県の短大。
中庭の大もみじの木は、まだ緑色です。(^O^)

後期の手話の授業も、半分くらい進みました。
皆さん、少しずつ、手話で話せるようになり、私語も手話で話してくれています。笑

手話には、空間に時の流れがあります。
ここ1〜2週は、手話の時制なども、みんなで確認しています。

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手話では、自分より後方を示すと「過去」。目の前が「今」。前方が「未来」。
「将来、仕事の希望はなに?」などの会話も、この表現を使って覚えます。学生たちは、「保育士」「幼稚園の先生」「児童福祉の仕事」「介護福祉の仕事」などが、主な進路となります。

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昨日・今日・明日は、1本の指を使って。
指ひとつ過去が「昨日」。指ひとつ未来が「明日」です。
わかりやすいですね。

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それから、授業でよく使うのが、「先週」来週」。
これは、手話の数字の「7」を使います。
7つ過去は「先週」。7つ未来は「来週」です。
「また来週会いましょう。」「この手話は、先週やりましたね。」などとの時、とてもたくさん出てくる表現なので、学生たちはすぐに覚えてくれます。

自分より後ろが過去。前方が未来。と覚えることで、手話の時の流れがわかり、表現が楽しくなります。
あなたもぜひ、覚えて使ってみてください。

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(短大の敷地には、さまざまな冬の花も咲き始めています。)