目で伝える歌への努力!!
「小さな世界」にチャレンジしたグループが、作ったのは、さまざまな国のイメージを描いた人形たちを乗せたトロッコ列車。
実際に、紐を引くと移動していきます!!
保育士さんや幼稚園の先生など、幼児教育の専門家を目指すみなさんの短大。
先週は、聴こえないゲストを招いての、手話の歌の発表もありました。
「聴こえない人に、音楽の雰囲気をどう伝えるか、みんなの専門分野の力も活かして、チャレンジしてみてください。」
と伝えたら、グループごとにみんなが作ってくれたのが、数々の小道具!!
全部で5つのグループが、それぞれ個性豊かな、手話の歌を披露してくれました。
音符や星のおどるペープサート。
いろんな国旗や、風船で作った大きな地球も!!
聴こえてきた楽器を、絵にして動かしたグループも。なるほど、こんないろんな楽器の音色が、私たちの耳には、いっぱい飛び込んでくるね。
背中に貼った数字で、3・2・1 と歌い出しも合図!
子供達に人気の「虹」の歌では、みんなが、大きな虹を手作り。歌と共に、大きな風景画のように高くかかげてくれました。
雨や天気や風を示す小道具も、グループでそれぞれ個性的。綿で雨雲を表現した手のこんだものも。すごい!!
中には、背景が変わる回転板を作って、昼と夜を表現した学生たちも。
かわいい歌の登場人物たちも、歌に合わせて通過したり、踊ったり。
今年の学生たちは、「見せる」手話の歌!とてもカラフルな世界を描き出してくれました。
歌の世界観を、描き出すさまざまな工作!!
世の中で見る手話の歌が、みんなこんなふうに、手話以外の部分でも、楽しめる工夫があったら、もっともっと素敵なものになりそうだ!って、そんなふうに思わせてもらった発表会になりました。
若者たちには、形にとらわれない表現活動で、夢のある保育の現場を作っていってもらいたいです。
みんな、楽しく参加してくれて、ありがとう。