ジンギスカン!!

「ジンギスカン」
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「羊(クルクルとしたひつじの角を表現)」+「肉を焼く(すき焼きなど、箸で返しながら焼く様子。下の手のひらは、あってもなくてもOK。)」で、表現するそうです。(C)手話あいらんど

仕事で訪れた北海道で、ろうのお友達に、ジンギスカンに連れて行ってもらいました。
久しぶりのジンギスカンで、とても美味しかったのですが、なんと!料理の写真を撮り忘れました。笑

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実は、そのお店で、ちょっと嬉しいことがあったのです。

手話で話す私たちを見て、お店のバイトの若い女の子が、手話で話しかけてくれたのです。
その人は、メニューなどを持ってきて、「私は、少しだけ、手話ができます。今日は、このテーブルを担当します。」と言うではないですか。
ろうのお友達も、一生懸命表わすその手話を見て、目を輝かせ、「『担当』は、こう言う手話だよ。」「『よろしくお願いします。』は、こう表現するよ。」と、どんどん教えてあげました。すると、その子は、それを片っ端から覚えて、さらに喋り始めました。

2時間の食事中、その子が焼いてくれたり、いろいろ話してくれたりするうち、もう一人の若いバイト女子もやってきて。「私も手話がやりたい」と言い、その子も、その場で「ありがとうございます。」「嬉しい」などと、覚えて話し、その場はもうもう!手話天国。
たまたま入った店で、こんな出会いがあるなんて、ちょっと興奮しました。

手話が少しできる子は、指文字をマスターしていて、わからない表現は、全部聞こえない友人に、指文字で尋ねていました。その子は、その度に手話表現が増えていき、複雑な話は、すぐにメモに書いたりして、とにかく、聞こえない人と直接話そうと言う気満々!!

どうやら、聞こえない友達がいて、その子と話していて手話を覚えたのだそうです。
ハッピーな2時間が過ぎ、私は、そのせいで、ジンギスカンの写真を撮り忘れたのです。笑笑

二人は、やや長い時間私たちのテーブルで話してくれていましたが、そのまま、任せてくれていたお店の先輩方にも感謝。暖かなお店のコミュニケーションの心に触れました。どうやら二人は、大学生のようで、
春からは就職するとのことでした。(これも全部、手話で話したのです!!(^O^))
とても嬉しかったので、このブログでご報告!!

手話って、ホント 上手くなくていいんですよね。
こうやって楽しく話せるきっかけになること。それが、とても素敵なのだと、改めて思いました。

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鍋の写真が撮れなかった私は、めっちゃ残念だったので、空港手前の駅で、自由に使えるジンギスカンのプレートを持って、記念写真!笑
仕事で北海道を訪れ、急いでいて、あまり観光もできなかったのですが、ふとしたことで素敵な人たちに出会い、感激でした。