手話あいらんどTVクロスカルチャー「手話パフォーマンスの魅力」

手話あいらんどTVクロスカルチャー「手話パフォーマンスの魅力」って、どんなところ?
きいろぐみヒヤリングキャストのMOMOKOと、客演デフキャストの奈苗ちゃんが、2023年度の様子を手話トークでご紹介。

(簡単な内容)
手話あいらんどTVクロスカルチャー
いくみです。ろう者です。
MOMOKOです。聞こえます。

私たちは、手話パフォーマンスきいろぐみで、活動しています。
手話の朗読劇や、手話ミュージカルなどで、各地に呼んでいただいています。ありがとうございます。

この前、手話あいらんど手話教室の発表会がありました。
日本手話を学ぶクラス、手話パフォーマンスを学ぶクラスなどの皆さんの、発表がありました。
その場で、客演の奈苗ちゃんと、私MOMOKOが、手話パフォーマンスについてのお話をさせていただきました。
見てください。

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南 瑠霞です。聞こえます。
奈苗です。ろう者です。
MOMOKOです。聞こえます。

南:
今年度は、二人に一緒に全国を回ってもらいました。
今年度のお話をお聞きしたいと思います。

奈苗:
初めての収録で、ドキドキしてます。

埼玉県伊奈町が、初めてのイベントでした。ちょっと遠く、早起きして家を出ました。大宮駅から、ニューシャトルというモノレールに乗って。田んぼや山などの風景も見ながら、出身地の岐阜と似ているなあと感じて、現地へ。
手話パフォーマンスは、天気も良く、芝の広がる屋外の公園で。とても広い公園でした。手話を紹介するパネルのある遊具もありました。

山口県萩市にも飛行機で行きました。
朝早く起きて、地元ならではのカフェに行こうと思い、街を歩きました。江戸時代から続く、瓦の乗った塀の上から、夏みかんの木がのぞいていて、素敵な街並みでした。

二つとも、お客様が暖かく優しくて、いい出会いがありました。

MOMOKO:
今年は、遠くから呼んでいただくことが多かった。静岡県磐田市、埼玉県、山口、岡山なども。
静岡の磐田の会場が、とても大きかった。普段10人くらいで舞台をやるのに、この時は3人のステージで、うまく伝えられるか、ドキドキしました。お客様から、楽しかったと言ってもらえ、嬉しかったです。

南:
手話パフォーマンスの難しさって、どんなところ?

奈苗:
聞こえないので、音楽に合わすことが課題。今までは、聞こえる人になんとなく合わせていた部分もあり、あまり注意してこなかった。きいろぐみでは、自分の中で、カウントをとらえるということで、自分でも、なるほど、こうなっているのかと、気づきました。
本番では、よしここが切り返しだな!なんて、確認しながら、やってみました。

MOMOKO:
聞こえる人の動きは、タイミングをろうの人に知らせる役割もあるので、注意しています。歌詞もちゃんと覚えてないといけない。笑

奈苗:
そうそう、MOMOKOちゃんが、忘れていて、私が横目で手話を教えてあげた時もあるよ。笑笑

南:
手話パフォーマンスのいい面は?

奈苗:
みんなで息を合わせながらやるところかな。
お客さんの反応も嬉しいし、お客さんたちも一緒に歌って、会場が一体になった時が素晴らしい。

MOMOKO:
きいろぐみの手話パフォーマンスに出会ったことで、活動を始めました。私は、小さい頃から、ピアノや歌など音楽に親しんできた。音楽は、聞こえる人のものというイメージがあった。でも、ろうの人が手話で歌う姿を見て、私も一緒にやりたいと思いました。

南:
私も、日頃、聞こえない人の手話の表現についていきたいと思っています。
皆さんも、興味があったら、手話パフォーマンスを体験して見てください。
ありがとうございました。
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いくみは、今年度、本当にいろんなところに行って、いろんな方に会えたことがとても嬉しかったです。
各地、演目も違い、手話のライブが中心だったところも、朗読劇をやったところもあります。
会場では、皆さんに、「あ、クロスカルチャーの人だ。本物に会えた」と、たくさん声をかけてもらいました。

手話パフォーマンスきいろぐみは、手話パフォーマンス講座もやっています。ぜひ、ご参加ください。お待ちしています。

2024年も各地で、出演の予定が。
ぜひ、ご来場ください。これからも応援よろしくお願いします。
また、お会いしましょう。さようなら〜〜〜〜!!

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提供:手話あいらんど手話教室

出演:いくみ・MOMOKO・奈苗・南 瑠霞
構成:南 瑠霞
編集:青木 孝二
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