元気をつなぐ!!舞台手話通訳!!「名探偵サトラレ ー復讐と秘密の暗号ー」

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朗読劇「名探偵サトラレ ー復讐と秘密の暗号ー」
主催:清月エンターテイメント


5月18日(土)緊急で、舞台手話通訳を承りました!!
聞こえないお客様が何人かで急遽お見えになるとのことで、様々な方法を検討し、手話が良いらしい!と、とあるチームが問い合わせをくださったのです。

「朗読劇です。」と言われて想像したのは、しっとりした語りでしたが、ゲネプロにお伺いするとみなさん、台本を読みながら走り回るという、元気に溢れたコメディ!!これは面白いっ!!と、私のテンションも激上がり!!

1時間半〜2時間の舞台の通訳は、本来、二人ペアで伺い交代で行います。通訳による疲労で、通訳者のパフォーマンスが下がると、お客様に提供する情報の質が落ちること、また通訳者には、頸肩腕症という職業病があります。通訳疲労が蓄積すると、精神的にも肉体的にもダメージがあり、重症になると、首や肩や腕に激痛が走り、だるさでボーッとして頭も体も動かなくなるような症状が長く続くこともあります。そういったことを避けるためにも、通訳は2人体制が望ましいとされています。

今回は、本当に本当に緊急!ということで、前節や終了後の通訳を他の方にお願いし、本編は、南一人が承ることになりました。1人が通して通訳を行ったことにより、途中で手話や通訳のテイストが変わらなかったことは、メリットでもありましたが、今後の課題です。(^。^)
ひとまず、私は、あまりに楽しくてノリノリだったので、今回は、それが勝って、無事元気に舞台を終了!!

もっともっと、舞台通訳のできる多くの方を、みなさんと一緒に育成し、こうしたことにも反射的に対応できる底力、ますますつけていきたいですね。

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(サトラレを演じた主役の古原靖久さん。ゲネプロでも、真ん中でかっこいい見栄を切って、手のひらからいっぱいエネルギーが出てました!)

ストーリーは、自分の心の声が、ダダ漏れしてしまうサトラレが、探偵になって政治家の悪事を暴くという、大捕物!!本当に楽しいものでした。
スタッフ、役者の皆さんが、とてもやさしくして下さったこと、また、舞台終了後、手話の感想を伝えて下さった方。通訳の私にまで「一緒にチェキを撮って!!」と言って下さったお客様がおられたこと。そして、何より、聞こえない方が、「とても良かった」と激烈!励みになるメッセージをくださったこと。

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(朗読劇というには、あまりに元気な、型破りの舞台に、心がワクワクしました!!)

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舞台の世界観を、違う言語で伝えることは、難しいことです。楽しい内容は楽しく、悲しきストーリーは涙と共に、怒りのシーンでは怒りを背負ったその肩で。思いを同時につむいでいくことは、輝く物語を、役者さんたちと共に、一つの空間となって作り上げていくものでもあります。舞台に描き出された様々な思いを、舞台人として空間ごとこの手から伝える活動、これからも大事につとめていきたいと思います。

本当に嬉しい出会いでした。ありがとうございます。

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(プロデューサーのアレスさんと!私のことを手話通訳と呼ばず、手話パフォーマンスと呼んでくださったことも、表現者として嬉しかったことの一つです。)

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(カッコいい刑事役を務めた山本千晴さん。千晴さんのファンの方の中に、聞こえない人がおられ、急遽お芝居を見にきて下さったことが、今回の舞台通訳のきっかけでした。本当にありがとうございます。)

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(みなさんがアイラブユーのサインも、一緒にしてくださいました。喜!!)

急な通訳に、駆けつけてくれた、手話通訳士のOさんも!手話あいらんどコーディネーターの品川ちゃんも、写真を撮ってくれたスタッフのあいちゃんも。
そして、すべての関係者の皆さんと、見にきておられたお客様たちにも!心から感謝です。

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(ご一緒したのは、Aチームの皆さんです!ありがとうございました。)