「ろうの人も、手話通訳ってするんですか?」

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今週の神奈川は、冷たい雨。短大中庭の、大もみじ。

今週も学生たちは、元気です。
「砂糖」=「甘い」=「佐藤」といった、驚くような手話のダジャレから生まれた苗字。鈴を持って振る動きで「鈴」、木の幹を両手で上に向かってなぞる動きで「木」、この二つを続けて「鈴木」など、特徴的な手話の名前のほか、一人一人が、自分の名前を覚えました。珍しい名前も多く、今回も楽しい授業になりました。

学生たちは、驚くような質問もしてくれます。
「ろうの人も、手話通訳ってするんですか?」
なるほど!!その質問は、手話指導人生で、初!!!!驚!!

今は、「ろう通訳」という、ろう者の手話通訳が注目されています。
間に耳の聞こえる、聞き取り通訳役のフィーダーと呼ばれる人がおり、それを見て、ナチュラルな日本手話に翻訳し直して情報を伝えるのが、ろう通訳です。
2021年NHKのオリパラ放送で、注目を集めたのがこのろう通訳です。ろう者が最も自然に理解できるネイティブな「日本手話」で、情報を伝える達人です。

こんなことも話しながら、手話の授業は、楽しく進んでいます。嬉しい質問に、感動!

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学内には、小さな子供たちと遊ぶために、若者たちが作った、お祭りの屋台のお店なども飾られています。子供達の背の高さに合わせて、屋台の台が、とても低く作られていて、かわいい!!