2024.9月全国ろうあ高齢者大会御礼
秋9月27・28日、富山市で行われた、第36回全国ろうあ高齢者大会に呼んでいただきました。
12月に入り、報告書を送っていただいたので、クローズのイベントで、公開していなかった情報を投稿いたします。
歴史ある全日本ろうあ連盟では、毎年秋に、全国ろうあ高齢者大会が開かれます。今年はその36回目。南 瑠霞の講演と、手話パフォーマンスきいろぐみを、舞台に呼んでいただきました。
27日金曜昼は、南の講演会。
これまでコーディネートしてきた様々な手話ドラマや映画などでの、ろう者スタッフの活躍をご紹介しました。
ドラマ「オレンジデイズ」「ラブレター」「星降る夜に」、アニメ映画「聲の形」、ハリウッド映画「バベル」など、様々な現場に立つろう者と役者さんたちとの出会いや、いろんな裏話をお届けしました。
私の後ろには、大きなスクリーンが投影され、手話で話す私の姿、資料で用意したパワーポイント、音声を要約筆記していただいた文字情報が、一度に大きく映し出されています。
これが現在の一般的な、手話の大型舞台の情報保障です。すごいですね。
翌日28日のきいろぐみのステージも同様のシステムで、情報をカバーしていただきました。
世界をつなぐ、万国旗とともに歌い。
体全体で、大自然の移り変わりを表現した群舞。
メンバー一人一人も、エネルギーいっぱいに語り!!吠え!!
会場に訪れた方は、なんと北海道・沖縄などから、ホールいっぱいの600人。
大事な大会で、多くの皆さんと手を振り合い一体となれ、私たちも大感動のステージでした。
歴史が紡がれる中、多くのろうの先人たちが歩んできた道は、こうした皆さんの涙と汗と笑顔に支えられてきたのだと、またその先へと背中を押されるようなパワーを感じました。
確かな時代を作り、伝えてくださったろう運動の先輩たちの姿は、また、聞こえる私たちの歴史の在り方も教えてくれており、今この時代に、私たちが一人ではないのと同じように、今だけではない過去から未来につながる、たくさんの思いが重なっていることも、鼓動とともに教えてもらったような大会でした。本当にありがとうございました。