速報!!20250302山梨県甲府市『第10回手話祭り』
2025年3月2日(日)、甲府の街で毎年開かれてきた、手話への理解を広げるお祭りが、第10回を迎え、記念すべき舞台に、きいろぐみを呼んでいただきました。
この春一番の暑さを感じるような陽気の中、会場いっぱいに集まった皆さんと一緒に、手話パフォーマンスで、盛り上がりました。
会場は、甲府駅北口よっちゃばれ広場。青空の美しい1日。
文豪島崎藤村の生家跡に建つ文学館「藤村記念館」前の広いエントランス階段で、日本の歴史の流れを感じさせる文化的建造物を背景に、高校生やろう者太鼓の皆さんなども、日頃の活動の成果を発表されました。
この日のメインプログラムが、きいろぐみの1時間のステージ。
人気の、万国旗が広がる、元気あふれる歌。
2025年秋に開かれる、世界のろう者のスポーツの祭典「デフリンピック」応援ソング。
2025年、世界の人々が集まるデフリンピックや、大阪万博を応援する「世界の国からこんにちは2025」
途中のトークでは、「NHK手話ニュース」や、「もし徳川家康が総理大臣になったら」「僕が生きてる二つの世界」など、最近私たちが出演した映画や、指導作品のお話。
図書館や病院など、静かにしていなければいけない場所や、工事現場などうるさい場所、海の中でも話せるなど、手話のいいところ。
おそばや星空の学校、農業高校など、私たちの学校や勉強体験など。。。
楽しいお話も、全て手話と音声でおしゃべりさせていただきました。
このほかきらめく星空を描き出す「星月夜」。今の時期にぴったりの「桜の木になろう」など、手が風景を浮かび上がらせるような手話ならではの美しい曲も、多くの方々への応援のエールとして歌わせていただきました。
最後は、会場のみんなで一緒に手を動かせる「幸せなら手をたたこう」
ラストには、バズーカ砲で、美しい金の紙テープが空を舞いました。
目の前の公園広場には、梅のかわいい花もいっぱい。
撤収前の最後の時間に、藤村記念館の前で、メンバーでポーズ。
甲府の皆さんの、10年にわたる積み重ねは、若き高校生たちにも受け継がれ、多くの方々と心にも手にも、手話が伝えられているのが感じられました。
素敵なイベントにお呼びいただき、本当にありがとうございました。そして、10回という大事な節目、おめでとうございます。
今年も、素敵な春が、始まりますように。
感謝。
※写真は、手話祭り本部スタッフの方や、きいろぐみスタッフのみんなが撮ってくれました。ありがとうございます。