手話教室発表会御礼20250322
3月22日午後、手話あいらんど手話教室2025新春クラスの発表会が開かれました。
コロナ禍を越え、少しずつ再開し始めた手話教室ですが、発表会のお客さんたちも、徐々に戻ってきました。
中国地方の方や千葉・神奈川の方など、いろんな方々に見に来ていただき、大感激でした!!
司会は、いつもと同じ。手話あいらんど代表 手話通訳士の南 瑠霞 と ろう者講師の河内健治。
河内講師は、今年6月に開かれる全国ろうあ者大会の話。
南は、手話の歌詞や作品の翻訳についての話から、進行をスタート!!
入門の生徒さんは、今期覚えた手話表現を、一つずつ丁寧に表現。生まれて初めて覚えた手話を、一生懸命発表してくださって、見に来た方も、ニコニコといっぱい手を振り、手話の拍手をしてくれました。
コミュニケーションクラスのみなさんは、テレビのチャンネルなど、昭和の時代にはあったのに、令和には消えてしまった様々なしぐさを紹介。お客さんたちにあててもらいながら、楽しく進行しました。人々のしぐさなどの動きも、手話も、時代とともにどんどん変わっていきますね。
手話パフォーマンス講座も、トークは偶然、昭和世代のテレビアニメや遊びを、平成・令和と比較。メンバーに、昭和生まれの大人と、平成生まれの学生の各世代がおり、講座内でもその話が盛り上がったからです。かつて人気だった仮面ライダー1号、もちろん昔は、藤岡弘!平成・令和世代では、福士蒼汰・横浜流星・志尊淳・松坂桃李という、今をときめくチョーイケメンの宝庫だと判明。
昭和の子供たちの偉人は野口英世で、日本のお札にも登場。なんと今の若者にとっての偉人は、大谷翔平や、中山伸弥教授なのだそうです。新しすぎる!!笑
年代による違いのほか、高木講師も、ろう文化についてトーク。ろう学校時代の寮生活や、聞こえない子供たちの当時の様子を、手話で説明してくれました。
いろんな比較が、興味深く、お客さんたちも、目をキラキラさせながら見てくださいました。
手話パフォーマンス講座は、春にちなんだ桜の歌や、きいろぐみオリジナルソング「指文字の歌」にも、元気にチャレンジしてくれました。
最後は、講師陣のコメント。
入門と、手話パフォーマンス講座を担当するろう者 高木理華講師は、生徒さんたちの頑張りをたたえ、入門の生徒さんも改めて前に出てもらっていろいろあった授業のポイントを紹介。
コミュニケーションクラスの、ろう者河内健治講師は、生徒さんたちと毎週楽しくいろんな話をしながら授業を進めたことを語りました。
今回の発表会では、それぞれの内容が盛り上がりすぎて、予定の時間を大幅に超えてしまいましたが、お客さんたちも最後まで見てくださいました。今回も、ありがとうございました。
※写真は、事務局のスタッフさんがとってくれました。ありがとう!
2025年度春期 手話あいらんど手話教室「入門・初級」「コミュニケーション」「手話パフォーマンス講座」の各クラスは、5月10日土曜スタート!! 詳しくは、こちらから!