20250726「読み取りの壁を越える!!」講座御礼!~ラベルを書き起こす

20250726(土)
集中手話講座「読み取りの壁を超える」を開催しました。
都内のほか、千葉・神奈川などから、様々な方にお越しいただき、大感激でした。
本当にありがとうございます。

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(参加した皆さんで、いろんな意見交換をしながら。)

どんなことをするの?
私たちも知りたい!!
そんな問い合わせを、色々頂いています。
詳細は、こちら。
聴者が第二言語として学ぶろう者の「日本手話」攻略には、この方法が圧倒的です!

※ 重要!必ず見て!!
【手話の読み取りの壁をこえる!〜全てのラベルを書き起こす】

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(一人一人、違った課題と向き合って。)

今回は、アドバイザーとして、村上千鶴子手話通訳士も、参加してくださっていました。村上氏のレポートで、ご報告いたします。

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「手話通訳集中講座」本日たっぷり約6時間にわたり行いました。

まずは、読み取りの中で「自分がどこでつまずいているのか」を探るところからスタート。
その後は、実際の動画を使って読み取りに挑戦。自分の読み取り音声を録音してみました。
さらに、その録音を聞き返しながら、自分の読み取りを客観的に振り返る時間を取りました。
「こういうクセがあるな」「あれ?意味を取り違えてたかな?」など色々な気づきがあった様です。

そして次に、話者が表出した手話単語を1つひとつラベルで書き起こす作業へ。
地道な作業ではありますが、受講生の皆様、とても丁寧に根気よく取り組んでいました。
最終的には、動画の長さ(尺)に合った読み取り通訳を目指して読み取りの原稿を作成していきました。

そして、最初に挑戦したのと同じ動画を使って、もう一度チャレンジ!
今度は、「最後まできっぱりと、迷わず読み取ること」そして「動画の尺にしっかり合わせること」を意識しながら、2回目の音声録音を行いました。

「1回目の反省点をしっかり活かし、工夫しながら落ち着いて読み取ることが出来ました。」
「自信のある声で読み取れた。1回目とは違った手応えを感じられた。」
などの感想も、出ました。

最後には、皆さんで質問や感想を出し合い、気づきを共有する時間を持ちました。
それぞれの学びや感じたことを言葉にすることで、他の方の視点からも新たな発見があり、とても充実した締めくくりになりました。

BY 村上千鶴子(手話通訳士)
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