指文字を学ぶ

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木の葉の紅葉も始まり、街には秋が訪れています。

10月から始まった、神奈川県の短大。後期の授業は、今週3回目になりました。
声を使わない、身振りと板書と簡単な手話でコミュニケーションで進行し続けている授業です。

今回の授業は、「指文字」。
手話を学ぶ時、多くの人が、指文字を習いたくなりますが、1〜2時間の初心者体験講座などでは、教わる機会がなかなかありません。手話のあいさつや、大切な基本情報、通じ合うことの楽しさなどをお伝えしていると、あっという間に時間が過ぎてしまうからです。

また、指文字は日本語の50音にあたるものを指で表現するもので、全部覚えるとおよそ50個あります。初心者には、多すぎて、ある程度モチベーションがないと、なかなか頭に入ってこないのも事実です。汗笑

こうした指文字は、「手話が目で見る言葉であることを理解した」「自分の苗字の手話を習ったけど、下の名前も表現したい。」「わからない手話を、指文字で伝えたい」など、コミュニケーションをとりたい気持ちが芽生えてからの方が、理解やすく覚えやすいものになるようです。

この指文字を、学生たちは、1回の授業で一度に学びます。そしてコミュニケーションに使い始めると、一気に身についていきます。
その後、授業は、板書がどんどん減り、多くのことが手話と指文字で伝えあえるようになって行くのです。
「指文字の授業」は、コミュニケーションの幅が広がるきっかけとなり、学生たちの学びの心に重要な転機を生む可能性が詰まっています。

だから。
指文字は、一気に、集中して、しっかりと。
さあ、この後のみんなが、楽しみです。

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街路樹のイチョウや、短大中庭の大もみじの木は、まだ、深い緑色をしています。